スカイツリーのライティング『雅』。
あれ?っと思ったんだけど、
どうやら開業3周年を迎える
2015年5月22日より変更が施されたよう。
以下、
東京スカイツリー公式のプレスリリース(pdf) より。
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江戸で育まれてきた美意識を表現する東京スカイツリーの通常ライティングである「雅」が、開業3周年を記念して新たなライティングに生まれ変わります。
新たな「雅」は、従来のテーマである「美意識」を踏襲しつつ、“時”の意味を込めて江戸紫を照らす方向が移り変わるほか、多彩な動きのある光の演出を加えました。新たにLED照明器具を80台増やし、合計2,075台で華やかさを際立たせて東京の夜空を照らします。
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今までは東西の方向から見たら北側半分が紫色、
南側半分が色のないライティングだったため、
東西から見た場合は半分紫のツートンに見えていたわけですが、
北側から見た場合はツートンにならず紫一色に、
南側から見た場合は何の面白味もない
単なる明かりにしか見えない状態でした。
しかしこのライティングの方向が
定期的に変化するようになって、
どの方向から見てもライトアップが楽しめるようになったよう。
以下、北西方面からの写真。
紫が右(南)側に。
紫が左(北)側に。
紫があちら(東)側に。
この3方向に、5分おきくらいの頻度で動くようになってました。
↑ の公式リンクの pdf には
20分とか書いてあるけど、
多分変更されたんでしょう。
あと、何故4方向ではなく3方向かというと、
スカイツリーの土台は三角形なので、
それを基準にした面で設定したからっぽいです。
ちなみに真西方向から見ると、
上の写真の左下にわずかに見えていた紫も
ほぼ見えなくなります。
今までは南側から見た場合は
この状態でずっと固定だったわけで、
その方面に住んでいる方とか
そちら側から見る方々は切なかっただろうなーと…。
いや、グラデーションが甘々だったから
こんなに綺麗じゃなかく
もっともっと単調だったはず。
そう、新しくなってグラデーションの付き方も
よりスタイリッシュになったのです。
そして紫の部分もそれ以外の部分も
移動以外にも変化するようになったので、
全体的に動きが出るライトアップになったのですね。
かなりのヴァージョンアップです。
これでよりというよりもやっと、
当初の江戸紫に金箔というコンセプトが
表現できたんじゃないかなーと。
この変更はウェルカムですね。
この際『粋』も変更すべきだとは思うけど、ねぇ…!?
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