忍者ブログ
~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
| Admin | Write | Comment |
author
Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
calender
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
search in this blog
archives
recent comments
[12/31 通りすがりの老女A]
[12/20 みついろ]
[12/20 M☆SPLASH@mika]
[12/14 英二]
[12/07 通りすがりの老女A]
for mobile
twitter
add
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

みなさんはサブスク、入ってますか?


私は SPOTIFY だけは入ってます。


ハッキリ言って便利です。


何も考えないでただ音楽を何か流しておきたいときとかは
特に便利です。


最近流行の「何十周年記念盤」とかも入ってくれてるし。





でもねー、矛盾するようだけど、
昔の作品とかは特にそうだけど
最近そういうのは CD / LP で聴くようにしています。


理由は様々ですが、
アナログ時代~CD 時代になったときにいわれたのと同じで
儀式がこれから聞く音楽への集中度を高めるかなーと。


そして昔の作品は短い。


せっかく儀式をしても、30分くらいで終わっちゃうのもある。


アナログなんてより面倒くさい儀式が2回だからね。


いつ頃からか、長く収録できるからとにかく長く入れるようになったり、
今なんて音圧戦争真っ只中でちょっと嫌気がさしてたりで、
そういう意味でも音圧が低くて短い作品をあえてオーディオで聴くのが
ちょっとしたマイブームですかね。


だって、今の若い子たちなんて
オーディオ機器すら持ってないなんて子、ザラですからね。


スマホで十分なんでしょう。


よくてパソコン。


でもパソコンは内臓スピーカーじゃ意味ないから
外付けの買えよと思うんだけど。


CD ラジカセですら邪魔っぽいです。


まあ時代だね。


人それぞれ、か……。





最近国内アーティストもツウを気取って
限定アナログ盤をリリースするという
悪徳商法が流行っているようですが、
ちゃんと音出るレコード・プレイヤー持ってるの?


タワレコのレジ前とかにで売られてる
簡易的なプレイヤーは、あくまでも「簡易」ですよ?


そんなんでまともな音出るわけないじゃん。



雰囲気だけ楽しみたい商法ですね。


で、それに乗っかってる自称「ツウ」もいる、と。


かなり滑稽だね。


「レコードで聴いてる俺(私)カッコいい!」
なだけでしょ?


音楽の本質なんてもうどうでもよくなってるじゃん。


AKB のファンが一人で CD 何枚も買うのと差異がないと思うけどね、私は。





似たような曲が消費されるためだけに
つくられは消え、
つくられは消え。







「ギターロック」
って言葉は大嫌いだけど
(何故ならロックにはギターがあって当たり前なので)、
かろうじてその形態を保ってるのって
アイドルオタク、アニメオタク界隈だけ!?


コロナ禍の生き残りもあったから仕方ないんだけど
今じゃライブハウスといえば
アイドルかお笑い系とかでしょ?


そりゃバンド使うよりも経費格安だもんな。





なんか嫌な話になってしまったけど、
私は私が好きなロックがいいかたちで
残ってくれることを願うばかりですね。


誰かが聞くか聞かないか、
売れるか売れないかなんて関係なく
創作活動はしていきたいと思っています。


今年に入ってレコーディングしたのはまだ1曲だけど、
年末までにあと数曲は録って、
何かの体裁は整えたいと思っています。


いつも言ってるだけじゃんって?


まあ少なくともやっと動けるようになって
動いているのは事実なので
ゆっくりかもしれないけど
自分なりに作業できればと思っています。



グラフィックとかデザインとかできる人がいると
結構ありがたいんだけど、誰かいません?


気になる方がいらっしゃれば
お声をかけてみてください。



ね、ちょっとずつだけど歩が進んでるんだよ。





音楽をどのように愛するかは人それぞれだけど、
消費されるだけのための音楽は作り手としてもつくりたくないし
聞き手としても存在意義がない。


だから自分はせめて自分にとっては
意味のある何かであってくれることを念頭に置いています。










PR
「casino! #5」
より続き。










長くなったついでに余談ですが、
EPIPHONE RIVIERA とか
EPIPHONE SHERATON とか DOT とかが CASINO と似てて、
というかぶっちゃけ GIBSON ES-335 と並べてみたら
知らない人から見たらきっと全部同じに見えるんです。笑










EPIPHONE RIVIERA











これはブリッジ部分は CASINO とほぼ同じで、
ピックアップがシングルの P-90 ではなく
ミニ・ハムバッカーの確か p-100 だったかな?
そんな型番のが2基付いていて、
乱暴に言えば、 CASINO の見た目で 335 みたいな音が出ます的な感じ。


ヘッドにインレイが入ってますね。



CASINO よりは少々値は上がりますが、これは正直迷いました。
市場にチェリーがあったので。


だから絶対に試奏したかったんだよね。


で、結構よい環境で試奏ができたのですが、
何か物足りないの一言。


もちろん CASINO よりはパワーあるけど。
逆に CASINO のウォームさと繊細さがない。


ゲイン気をつけないと CASINO と同じくらいハウる。


ということで頭の中でいろいろ考えつつも
こいつは必要ないだろうという結論に落ち着きました。


このミニ・ハムがあまり評判がよくないって話も
以前聞いたことがあってそれが引っかかってたんだけど、
見事に残念でした。



あ、 RIVIERA は CASINO とは違って中に木片ブロックが入っている
セミホロウ、いわゆるセミアコです。


CASINO は中が空洞のホロウギターなので
乱暴に言えば、いや、厳密に言えばエレアコです。


GIBSON ES-335 はもちろんセミアコです。










EPIPHONE SHERATON











これはぱっと見もろ 335 ですね。笑


ヘッドの装飾が派手ですねー。


SHERATON もグレードや種類がいくつかあるよう。


特徴としては、他のセミアコ/フルアコが
板を組み合わせて作っているのに対し、
SHERATON はテレキャスターで有名な
いわゆる Thinline 構造です。
ザックリ言えば F ホールをザックリくりぬいているので
他の同系のギターより重いし響きも違うでしょう。


写真のモデルはピックガードを外してありますが、
もちろん付けることも可能でしょう。


ピックアップはカバー付きの通常サイズのハムバッカーを2基搭載。


ブリッジもチューン O マティック搭載。


構造の違いが音に出るんでしょうね。










EPIPHONE DOT











はい、見た目そのまま 335 です。


EPIPHONE の335といえばこの DOT です。


センターブロック入りのセミアコで
ハムバッカー2基搭載、
チューン O マティック搭載、
完璧な 335 コピーですね。笑


違いはポジションマークにインレイが入っているか
ドットが入っているかですね。


このギターはドットなので、通称 DOT と呼ばれるようになりました。


ちなみにポジションマークがドットではなく
インレイのものも存在していて
そちらは本家 GIBSON と同じく
ES-335 と呼ばれるようです。


コイツは ES-335 DOT と呼ぶのが正解かも。


違うのは G か E なだけ。


当たり前だけどメーカーロゴ違いますので。


ギターはヘッドで弾くものなのでこれ大事。


大事なことなので2回言いました。






















GIBSON ES-335











言わずと知れた名器です、ハイ。


永遠の憧れですが、今回の CASINO の購入で少し立ち位置が変わったかな!?










お前、ステージに上がってなくて何年経ってるの?


これからステージ立つことあるの?


お前如きにもったいなくね?



そんな声が聞こえてくるのもわかるし、
それは常々自分で葛藤している。


でもいいんだ。


やれるかやれないかはわからない。


けどやりたいと思っていることがまだある以上、
新しい武器を活かして楽しむことくらい
希死念慮しかない私の人生に許されてもいいだろ?










話のついでなんで書くと、私は
“70th Anniversary”Commemorative John Lennon Casino Package”
(Lennon Natural)の実機を見ました。


触りました。


でも弾けませんでした。


ネックが折れてたので…。



リペア爺と駄弁ってたら、竹の子族みたいな格好の若者が
泣きそうな顔してそのギターを持ってきたのです。


「折れました…!泣」


とにかく取り乱しておりまして。



いやー、見事な折れっぷりでした!


それがその限定版 CASINO 。


レスポール等、 GIBSON のギターが
倒れやすくて折れ易いことは有名すぎますが、
折れたのを見たことがある人ならご存じのとおり、
指板で繋がっているケースやトラスロッドカバーで繋がっているケースなど
そういう支えがないと真っ二つってケースがほとんどです、


私の FLYING V も2回折れましたが、
2回ともそうでした。


その竹の子族が持ち込んだ世界に35本しかないうちの1本も、
弦でかろうじてぶら下がってるって感じでしたね。


いや、そりゃ泣くだろw


世界で35本しかなくて144万円也です。



話を聞く限りでは、多分彼はビートルズや
ジョンレ・ノンについてはまだよく知らない子で
周りに乗せられたのか、これからって感じでしたね。



「明日ライブなんですよー…泣」


って泣いてたんで



「他にギターないの?」


竹の子族
「○×▽★ならありますが…」



「よくわかんないけどそれでいいじゃん?
どういうギターなの?」


リペア爺
「オベーションの廉価版の数万円しかしないアコギだよ」



「え?それしかないの?バンドのパート何なの?」


竹の子族
「あ、バンドやってなくて弾き語りなんです」



「嗚呼…。ならそれでよくね?」



結局どうしたかは知りません。


ただ不思議なのが、どうしてそんな子が
144万円もする代物を買えたのか、買おうと思ったのかなって。


どうしてもジョンが好きすぎて~
ならまだわかるけど、全然そんなんじゃなさそう。


親が太いんだろうな、きっと…。



余談ですが、ネック裏の1フレット辺りかな?
にジョンのイラストがプリントされています。
そこはプリントされた木片部分がもう紙みたいにペロンってなってて
後日結果を聞きにいったら、やはりその部分の修復は不可能で
ジョンのプリント部分は消えたとなったとのことです。


私が見た限りは、綺麗には直らなくても
塗装を吹く前にその紙切れみたいな薄い木片を貼ることくらい
できたと思うんですけどね。


塗装を厚くしてごまかすとか。
何でもできたと思うんだけど。


普通144万円で「ジョン・レノン」というアイコンが売りのギターで
それを象徴する部分が一つでも欠けるとなると、普通納得しないと思うけど。


その辺はあまり拘らなかったらしいので、
やっぱりジョンのファンではないだろう。










最後、ちょっと嫌な話になっちゃったけど、
CASINO を買っちゃったよー!ってことと
ついでにビートルズに対する思いと
CASINO に辿り着くまでの軌跡を記載しました!


もし最後まで読んんでくれた方がいらっしゃれば
どうもありがとうございました!


気になる点などあればコメント欄からお願いします!


なお、自分のギター以外は全て拾い画です。
勝手にすみません。










<完>










「casino! #4」
より続き。










カジノに搭載されている P-90 というピックアップの音が元々好きで、
できれば P-90 搭載の1956年製の
レスポールのゴールドトップが欲しくてですね…。


まあそんな代物は絶対に買えないし、かといって
MELODY MAKER とか、他の廉価版に付いているようなのは
どうも好きになれず……。


その発想はなかったんだな。


理由は多分変な日本人ミュージシャンたちかな。


何か変にそっち方面に煽ってる人、いません?


そういうのあんまり好きじゃなくて…。










なーんて「#4」でもいろいろ考えているうちに、
いろんなタイミングが相まって、
ある日突然閃いたかのように
「あー! CASINO いいじゃん!欲しい!」
って突然なったわけです。


本当に突然。


いや、前から1本あればいいなーくらいには思ってたけど、
買うと決めるというのと単なる欲しいは
やっぱり大きく違うから。


その前からそのリペア爺のところに行くと
必ずと言っていいほど CASINO は弾いてて気に入っていたけど
そういう経験も下地になっていたんだろうね。



決め手の前の決め手は、リペア爺じゃない店で試奏したこと。


違った環境でプレイするとどうか。


これまた重要で。


楽器屋でいいアンプとかで弾くと
クソギターでもよく聞こえたりするんですよ。


それには騙されないように気をつけつつ。


まあ結局そのときのフィーリングが物凄くよくて
「買ってもいいかも」
「でももし買うなら自分を納得させる理由は必要だ」
って思うようになったんだよね。





で、私の場合はギターはヘッドやロゴで弾ものだと思っているので
G じゃなくて E なんだったら、
「妥協できる何か」が欲しい。


逆にいえばそれがないなら無理して買う必要もない。



で、 CASINO ってギターを知らない人が見たら
何かに似てませんか?



そう、 ES-335 です!

私の一生の憧れ、手の届かないチェリーの GIBSON ES-335。


でも手が届くちょっと似た CASINO は
やっぱりちょっと違うし音は全然違う。


CASINO の音、用途等は何となく頭の中で処理できるようになってきたので
欲しいと思ったらあとは色です。
このピースが揃わないと、買うか買わないかは
かなり微妙なライン上でした。


やっぱりポールと3本お揃いのサンバーストなのか?


ジョンが塗装をはいだナチュラル系なのか?



いやー、私、いわゆるアーティストモデルや
アーティストの使っている物と同じスペックの
楽器には興味がないというか、出来れば避けたい派です。


となると前者はもちろん、後者はあり得るようで絶対にあり得ない。



ということで 335 でお馴染みのチェリー一発狙いで!





まだ買うとは決めてはなかったけど
結構何ヶ月も前からネットでもかなり調べてました。


実際に存在していることは確認できても
売っている店、ネット、個人売買が全くない。


そうやって根気よく調べていたある日、遂に出てきやがった!



私は慎重かつ優柔不断で、
石橋を叩いて壊してしまうような人間なので、
普段即断即決はまずないのですが、
この CASINO はネットで探し当てた瞬間、
そこそこ遠かったけど買いに行くことを決めて、
来店~試奏~交渉~交渉成立~買取!
と速攻に至りました。










ということで、チェリーの CASINO 、買っちゃいました!
















これでピックガードが黒だったら一瞬 335 に空目なんだけどね!笑


逆に全く同じじゃなくてよかったと思ってる。


個性大事。


この色なら自分だけのアイコンになり得る。
















FLYING V と比べてみたら、かなり明るく感じるね。


V も新しいときはもうちょっと鮮やかだったはずなんだけどな……。


まあそれもこのギターに刻まれた戦歴だからね。



あ、戦歴で思い出したけど、この CASINO 、
ネック下のバインディングに沿って
クラックともつかない浅いヒビみたいなのが10センチ以上はあって
なんか修復されているようにも見えるんだよなー。


セットネックのセットの線のところにも
3センチほどのキレイな割れみたいのがあるし。


こちらは修復や損傷が確認できず。


あとはブリッジの小さな部品がオリジナルではない。


ロゴが取れそう。
(ロゴだけ別で買ったから問題なし)


トーンノブがズレている。



などなど、よくみたら結構な不具合が。


これら不具合は買ったときは気づかなくて、
家に帰ってから気づいた。


とはいえ音には影響なさ気だし、
実は値引きもしてもらっているので
まあよしとしないとかなーって思っている。


一応3ヶ月の保証はついているけど
傷なんてその時に指摘しないとわからないしね。


まあ中古だし、自分のギターもクラック、打刻ありまくりだしね。


ただ GIBSON 系のネックの折れ易さを懸念してて、
それらの傷が中までいってなければいいなーって。


音的にも大丈夫だと思うけど。





あとこの CASINO は中古で
ソフトケースしか付きませんでしたが、
店員曰く、多分本当はハードケースがあって
旧オーナーが持ってこなかったということなので
まあ元値はその分の上がりますよね。


定価がいくらだったかはわからないけど
そこそこだったのでは、と思っています。



シリアルで調べたら2011年、中国の青島工場製です。


エピフォンといえば
必ずや「エピチョン」と揶揄されるように
80年代からずっと基本的には韓国製だったのですが、
この個体は中国の青島工場製で安心しました。


本当だと「エピチャイ」(中国製)も安心できないんだけど、
青島工場って GIBSON をつくっている工場なんです。


つまり、今の GIBSON のレギュラーラインは中国製です。


最後のフィニッシュだけアメリカでやって
「MADE IN USA」の刻印が押されるわけです。


高いラインは全部アメリカでやってるはずだけど。


ということで、私の手に入れた CASINO は
ほぼ GIBSON の EPIPHONE CASINO なのでした。



で、私の CASINO にはかつての山野楽器がやっていたように
日本で最終チェックしました的な印が一応ありました。


ので、まあ安心かなー。



あ、年代的に、私の FLYING V は
間違いなく純度 100% MADE IN USA です。


これ超大事。










#6 へ続く。










「casino! #3」
より続き。










話が大きく反れましたが、また反れます。


15年近く前に知り合った楽器のリペアマンがいて
(便宜上、以下、リペア爺と書く)、
彼の店に数か月~半年に1回くらいだけど
用があったりなくても遊びに行ったりしてるんですが、
最近そこで試奏するギターって
大概レスポールか CASINO なんですよ。


まあ私がアコギには興味がないからなんだけど。


前は FENDER 系や国産系も弾いたりしてたんですけどね。


でも他の箱モノは基本的には弾かない。


あ、 335 は弾く。笑



ちょっと変わったギターが置いてある店なので
そういうのとか、基本、ソリッドギターなら弾きます。


楽器を触らせてその人がどういう人なのかを
探るのが好きみたいです。


同時に彼の店に相応しい客か否かの判定もしているようです。


偏屈オヤジっていうか、ちょっと変わった人ではあります。


一見さんお断りな空気満載です。



私は FLYNG V もそこで直してるし、
そんなこんなで縁が続いているというか。





前述のとおり、ここ数年、ビートルマニアの間では
ちょっとしたお祭というか、カオス状態が続いていたのですが、
それと並行して私にカジノを弾くチャンスが幾度となくあった。


これって今考えると凄いなって。


タイミングがよいじゃ片付けられないというか。


ちなみに韓国製のサミック・エピチョン・カジノも
日本製寺田楽器ジャパエピ・カジノも
最近の中国製青島工場カジノも全部試奏しています。










ビートルズとは一定の距離を取ると決めた
あの中二の神保町での『GET BACK』との出会い。


でもこの年までビートルズは大好きだし
ギターも弾いていた。


そこで『ROOFTOP CONCERT』の映画と
ディズニープラスの『GET BACK SESSION』
が出てきた。


何度も書くけど IMAX で『ROOFTOP CONCERT』を見て
本当に泣いたよ。


思い出すと書いてる今も涙が出てくるほど。










2010年に Epiphone USA から日本限定で70本、
“70th Anniversary”Commemorative John Lennon Casino Package”
(Vintage SunburstとLennon Naturalの2カラーが35本ずつ生産)が発売。





















その頃からいわゆるビートルズブームが再燃気味だったのかも。


ビートルマニアに限らず楽器が好きな層にも訴求力があるし。


下地はできていたってことかな。



そして音源が次々にオフィシャルでリリースされ、
映像まで大量に公開された。


やっぱりこの映画、配信で CASINO 人気が爆発したのかな?





という状況になるとも思わず、
リペア爺の店で何の疑問もなく
CASINO を弾いていたんだよなー。


結構気に入ってました。


やっぱりギターって自分で試奏しないとダメなんよ。










#5 へ続く。










「casino! #2」
より続き。










中学2年になって、いわゆるジャイアン的なキャラの K と
同じクラスになって、どうやら奴もビートルズが好きらしいということがわかって。



これは時効なんで書きますが、当時私は好きなバンド名を無数に
彫刻刀でひたすら机に掘っていました。


ロゴを書くのとかが好きだったんですね。


掘りたてだと木の色でバレるので、
鉛筆で塗りつぶしてあたかも前からありました
って体をとっていたわけです。


いけませんね……。



で、 K が私の机を見て
「THE BEATLES」と掘ってあったのを見て
興味を持ったのでしょう。


こうして K と仲良くなって
ビートルズ談義をする毎日が始まったわけです。



そんなある日、奴が
「エレキ弾きたい!一緒にやろうぜ!」
と無茶を言ってきたわけです。


うちは厳しかったので、お小遣いもまともにもらっていなかったし
子供だけで買い物をしたり、
ましてや値が張るものなんて NG もいいところです。


まあ最初のうちは K も願望に近く、
どこまで真面目に言ってたのかはわかりません。


ただ、しょっちゅうチャリでお茶の水に行っては
中学生じゃ買えもしないギターを見て
あーだこーだ知らないくせに勝手に言ってみたり、
カタログや中古のチラシなどをもらえるだけもらってきて
翌日学校でまたその話題。


しかしうちの親の許可は出ない。


親は受験意識し始めてましたしね。


私は一応偏差値70だったんで、これでも。


親としては面子を保ちたかったようですね。


お陰で人生狂わされて糞喰らえ!なんだけど。



結局苦肉の策としてうちの親が出したのが、
コードをいくつか親父から教わって
うちにある親父のアコギで練習しろってことでした。


とりあえず簡単なコードをマスターしていきました。


その辺、親的には誤算だったみたい。


あいつは飽きっぽいからどうせすぐに匙を投げるだろう
と思ってたみたいです。





そして更なる転機は中二の冬。


K の家は比較的裕福だった上に、
奴はお年玉という軍資金をたんまり得てしまった。


そうなると抑えてきた気持ちが半ば衝動的に出てきた。


しょうがないのでうちも戦いましたよ。
お小遣いももらってなかったし、
お年玉も大した額はあつまってなかったけど
K と一緒に某楽器屋で初心者セットを遂に買って帰りましたねー。


ただし K のほうが若干ランク上のセット(苦笑)。



とりあえず貧乏性なんで、買ったからには
元を取らねばということで練習はちゃんとしましたよ、これでも。


そしたら K は全然練習してなくて、
私は半年ほどアコギでひたすらコード弾いてたこともあり、
私がエレキをある程度弾けるようになってて焦ってましたね。


それから彼も練習するようになりましたが。


彼はどっちかといわなくても
雰囲気を楽しむタイプなので
ビートルズやオールディーズの音楽を鳴らして
弾けなくてもそこにギターやピアノがあって
エアーでワナビーでもいいからって
状況が好きだったよう。


実際音楽室にもよく籠っていたし。


かと思えば、 TOP GUN の影響で MA1 もどきを着てたし。


流行り物には敏感だったかな。


ランボーシリーズの影響で
某東○大学の三○郎池周辺で
BB 弾の打ち合いとかやってたし。


今でいうサバゲーもどきですな。


うちはそんなもの買い与えられてなかったから、
そういうのは全部奴から借りてた。


高校以来逢ってないけど、大人の今じゃ
ダーツバーとか行ってそうなタイプかな!?


あー、そういうえばたまにビリヤード、
頻繁に麻雀をやっとりましたなぁ。笑



ちょっと懐かしい話をすれば、
奴はポライトではなかったけど
ちょっとした天才で
遊びにかけてもポール・マッカートニー級。


私はガキ大将ではなかったけど
内に秘めるモノがジョン・レノンそのもの。


そんな2人だった。



本当はあんまりプライベートなことは書きたくないけど
もう書いちゃったからまあいいや……。



もうギターを買った件は書いたとおりだけど、
彼の憧れのギターはリッケンバッカーでした。笑


わかりやすいよね。


でもガキには買えないから我慢。


あと、2人共 FENDER 系より GIBSON 系が好きだったけど、
初心者セットのオリジナルギターは、 SSH のストラトタイプ。笑


ま、そこは妥協ですね。





FACEBOOK が日本でも普及したとき
K を検索してみたんだよね。


そしたら黒いリッケンバッカー325を抱えて
満面の笑みのアイコンでした。


おー!買ったんだな、よかったなー!
でもちょっとうらやましいぞ!
ひょっとして全然弾けないんじゃないの?w
でした。笑


多分練習はしてなさそうな気が…。笑


憧れはジョンであっても
奴は資質的には明らかにポールタイプの
天才気質だったので、それをいつか伝えたいなー。










ここまでゴチャゴチャ書いてきたけど
私の憧れの楽器は、ビートルズとは全く関連がなかった。


最初が GIBSON ES-335
その後は不動の FLYING V 。
V は今でも買いたいのが1本あるくらい。





さて、ここまでの長文を読んでくださった方で
ビートルマニアはどれだけいらっしゃるだろうか!?


恐らく0だと思う…。


それでも書く。



違和感ありませんか?



ここまで出てきた楽器は

GIBSON ES-335
GIBSON FLYING V
リッケンバッカー325

だけかな、多分?


ビートルズの話なのに、ビートルズに関わるギターが
1本しか出てきていない!


しかもオマケ程度の話で
私のギターでもない!



つまり何を言いたいかといえば、
我々はその当時、 CASINO というギターを完全に見落としていたのです……!





我々が特に好きだったのは
初期のロックンロールナンバーだったのかも。


中期や後期の曲に興味がなかったわけではないです。


むしろ当時から私のお気に入りは
『RUBBER SOUL』か『REVOLVER』だし。


後期のピアノバラードはよく歌ってましたね。



で、何で CASINO が出てこなかったのか考えたら、当時の情報量と
固定されたイメージの刷り込みかなーと。





東芝 EMI は1987年にビートルズのオフィシャル音源を
初 CD 化しており、その記念の冊子をレコード屋からもらってきました。


やっぱり当時の我々にはハンブルク巡業と
キャバーンのイメージ強かったんだと思う。


だからビートルズというアイコンは初期にありと捉えていて、
中期~後期も好きだけどライブもやらなくなったバンドだから
映像や画と接する機会は当時の中学生には
圧倒的に初期に比重が置かれていたと思う。


あとは、時代背景的にジョンの映画『IMAGINE』
が公開されたので
ビートルズとは別物のジョンというものを見せつけられて、
それはイコール ヨーコが常にいる状態を指す訳で、
当時の我々はそこには興味がなかった。



まあもうひとつ言ってしまえば
私が完全にメタルクレイジーになっていたので
ビートルズの脳内キャパが、奴と同等にしかなり得なかった。


ということで、たま~に流れるビートルズ初来日の画とか見ても
それが CASINO であることにまで頭が回ってなかったんですよ。



ライブ期はジョンはリッケンバッカー。

ジョージはグレッチも。

ポールはバイオリンベース。


その固定観念が当時の我々の頭に CASINO の存在が入ってこなかった要因ではないかなーと。


後付けの言い訳になっちゃうけど、中二当時はわからなかったけど
その後すぐに私はもちろん CASINO も知りましたよ。


ただ当時の私の頭の中はもう 「ビートルズ <<< メタル」 だったし、
フルアコの CASINO には興味なかったですね。



彼もギターを手にしてからしばらくしてから飽きちゃった感があったんじゃないかな。


多趣味故、何となくそれは伝わってきた。


元々広く浅く、楽しければよい、みたいな。





ということで我々は別の高校へ行くことになるので
同じクラスだった中二、中三が
ビートルズを語る上でも濃い思い出です。










#4 へ続く。










≪ Back  │HOME│

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

Copyright c Diary of a Madman 2?。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]