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~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
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Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
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M
PRINCESS PRINCESS の「M」という名曲がありますね。


この曲、実はリリース当時から好きな曲でして。


プリプリ自体に個人的な思い入れはないし
(他人を介しての想い出はある)
デビュー当時は決して肯定的にはみれなかったんだけど...。


バンドブームでできたクソダサい擬似ロックの女バンド!?

みたいな。


売ることを前提につくられて商業ベースに乗せるどころか
最初からやたら営業に力入りまくってるけど垢ぬけない人たち
という負のイメージしかなかったけど、
「M」で一気に見る目が変わったというか、
この曲は特別でしたね。





その「M」についての秘話が語られていました。



プリプリの名曲『M』、今だから明かせる誕生秘話



まずここで共感できたのが

「「流行り言葉」はあるけれど、大半は時が経つと廃れてしまう。だから、そういう言葉は入れないように気をつけていた。」

という部分。



これよりもっと後だけど、
P とかいう女性2人組が
「携帯電話がナンチャラ~♪」
とか歌ってた、というかラップしてるのを聞いたとき、
若干眩暈がしましたね。



流行り言葉を入れるには利点と欠点の両面があって、
利点は売れればその音楽自体が時代を象徴するものになり得るし、
その流行りと時代が連動して曲が思い起こされること。


欠点はここで語られているとおり、
流行りが廃れば意味を成さなくなること。


単純に恥ずかしいし。


負の遺産にしかならない。



ということで、私もそういう言葉が入っている歌詞は嫌いです。


流行廃りに左右されるものよりは
できれば普遍的であるもののほうが望ましい。


というかそうあるべきと思っています。





そしてこの「秘話」でもっともビックリしたのが

「消せないアドレス Mのページを」

(恐らく「指でたどってるだけ」まで含むと思う)

の部分は後から付け足されたということ。



この曲で一番好きなセンテンスです。


なくてはならない重要なクライマックスです。


しかしそれありきだと思っていたものが
実は後から付け足された部分だったとは
なかなかビックリというかショックというか…。


抽象的な表現が多い中
この部分はハッキリと意味の伝わる行為だし、
最初はこれがなかっただなんて考えられません。


そしてこれもまた今の時代おいても通用する
「普遍」ですよね。



今はデジタルだから簡単に消してしまうんでしょうけど
私も消せない人間ですから。





あとはアレンジ部分。


QUEEN を参考にしたということですが、
これは正直「え?」ですね…。


まだ日本のロックシーンが熟成していなかった当時
仕方がないのかもしれないけど、
「どこがQUEEN なの!?」
というかそう聞けば
「あーあー、そっかそっか、そうなんだー…」
とも思いますが、
どのみち「女性版ロック」を標榜するには
ちょっと違うかなーと…。


そういうノリならば、今なら椎名林檎大先生あたりが
いいアレンジしそうですし、
まさにそういうノリでアレンジされてるのが
つるの剛士氏のカバーバージョンかなーと。


まああれはほとんどコピーなんだけど
全体像というか空気感とか細かい部分でね。


「ロック」って言葉に拘るなら
こっちのバージョンがより「ロック」だよねと。


そういう意味だとオリジナルはちょっと違うというか、
それもまた時代なのかなーと。



でもあのアレンジじゃないとそこまで売れなかったんだろうし。


私の心にも留まらなかったかもしれないし。


ピアノとベースの絡みは最高だし。


もし最初からつるのアレンジだったら
当時の私は逆に拒否反応を示していたかもしれないし。



ミラクルはいろんな要素、タイミングが合致して起こるものです。


「MIRACLE」の「M」でもあったのか!?










消せないアドレス
Mのページを
指でたどってるだけ……


so, once again ……


季節はまた変わるのに
心だけ立ち止まったまま……










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