そもそも祈りや願いなどという
非科学的なものが通ずるなどというのは
現代社会においては誠に非現実的なわけで。
しかし一方で「気」や「念」というものは
確実に存在していると思われて。
幸せな人からはそういうパワーが漲り、
逆にそうでない人からは負のオーラが噴出され、
人はその空気を感じることができるもので。
時として「思い」が通じ現実に反映されることすらある。
ではそれらをコントロールすることができるかといえば
残念ながらその当人の意思で能動的にどうにかできるものではなく。
どうにかできれば全ては思い通りになるけど
現実はそういうわけにはいかず。
人間はそういった自分の力の及ばない
実態のないものを動かしているのを
何かのせいにしたいもので。
そこで創られ祀り上げられたのが『神』なのか。
人間は許容できない現実に直面し
理解するパワーもなくパニックに陥った時、
いつしかその居るか居ないかもわからない
『神』に縋るようになった。
まさに藁にも縋る思いで。
時として科学では解明されていないことも
現実として起こり得るわけで。
その非現実的な現実は
果たして『神』の仕業なのか否かはわからないが…。
突然背中を押されるかのように動かされた。
そして何かが動いたかのようだ。
『神』の悪戯だったのか…!?
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