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~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
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Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
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オーディオのお話。


完全なる個人の主観ですので
検索とかで来たとかマニアの方は鼻で笑ってください。










オーディオメーカーの ONKYO が倒産しました。



ピリオド打った“ONKYO” | NHK | ビジネス特集





ここで傷口に塩を塗るわけではないですが…。


惜しむ声は他でたくさんあると思うので
ここではなんとなく個人的な印象を書いておこうかなーと…。










うちのオーディオ機器はほぼ DENON です。


ちなみに現在の「デノン」ではなく「デンオン」です。



テープデッキがバブルの賜物、 AKAI/A&D を経て
現在は Technics を使用。


CD プレイヤーが ONKYO です。



愛用していた DENON の ピュアオーディオ、
単体コンポの CD プレイヤーの調子が
数年前に悪くなったのでそれを売って
ONKYO のシスコンに組み込まれていて
一応単体販売もされていた安いプレイヤー(中古)に買い換えました。


まあ時代とか環境とかいろんな問題があって
オーディオもコンパクト化したいと思っていたし、
とりあえず的な感じもあり。





この買い換え、結構ショックだったというか、
まあそもそも値段の差があるので
比較するのも野暮なのですが、
こうもメーカー特性が出るものかと
感じられる部分も多々あった。



値段的なことで影響していると思われるのは
全体的にスッカスカで音に締まりがない。


輪郭もぼやけて聴こえる。


高い DENON 機のズッシリした音に慣れていると
音が圧倒的に軽い。



メーカー特性だなーと思った部分は
音の解像度は高くて優秀だとは思いました。


いつも聴こえてた音が思ったように鳴ってくれない代わりに
今まで気づかなかった音が鳴る部分もあるし、
高音は明らかにこっちの方が鳴っている。


ストリングスとかは嫌味なくらい伸びる。


金物はちょっと耳触りと感じるくらい。


耳鳴りがしている私の耳にでも
耳触りに感じるくらい。


いや、障害があるからなおさら感じるのかな!?


これが定評のあるメーカー特性、高音の伸びってやつですね。



低音がリッチな DENON に比べると
特に中低音がスッキリした感じ。


よく言えば全体的に平均的に鳴る。


しかし値段なりなのか、悪く言うと
とりあえずある音はただ全部鳴らしてますよって感じ。


音は鳴ってるけど音楽してないというか…。


なんかマスタリング前の音聞かされてる感アリ。


音のバランスが悪いというか…。


エフェクトが強い音楽だと、音楽がエフェクトに負けるというか。


特に空間系のエフェクトが強調されすぎというか不自然というか。


ドラムとかもアタック感よりもリバーブが前面にくるというか。


少なくとも生っぽくはないよなーと。


ギターも薄いしとにかくドライブしない。


ロックなのにロールしない。


あとパンも音量差も極端。


コンプ感わざと薄くなってるのか!?


まあこの辺はやっぱり価格差もあるでしょうけど、
高音キンキン
リバーブキンキン
はメーカー特性でしょうね。


耳鳴りがしている私の耳にすら感じる。


それでいて安いからか音に締まりがないというか
籠るというか、わけのわからない状態。





とまあボロクソっぽくなってしまったけど…。


値段差と思われる部分を差し引いて
よい表現で言えば
昔サンスイの高いアンプ試聴した時に感じたのと
ちょっと似てるかなーと。


クラシック向きかなーと!?





いや、でも最初はどうしようかと思ったんですよね。


試聴もしないで安い中古買ってしまって
この音としばらく付き合っていくのかーと…。



え?最初はって?


で、今はどう思ってるのかって!?



人間の耳なんて実にいい加減なものでして…。


よく言えば物凄く順応性が高いのです。



つまり…。


早い話がある程度は慣れたということです…。


・・・・・



えー、これだけ書いといてかよ!って!?


いや、でも今でもやっぱり違和感ありますよ、正直。


そりゃ長年慣れた耳で
こう鳴るだろうと思ってかけた音が
全然違ったりしたら、ねぇ…。


それがこのプレイヤーで初めてかける CD でも
わかるのが不思議なんだよねー。


まあもうとりあえずはよしとして受け入れていますがね。





しかし世の中、逆の人も多分いますから。


つまり、 ONKYO に慣れる人が DENON を聴くと…。


間違いなく低音キツすぎって感じるでしょうなー…。


高音詰まって聴こえて籠るって感じるんだろうなー…。





音はケーブルひとつで変わるとはよく言いますが、
デッキそのものが変わると影響はそれなりにあるわけで
ほんと、メーカー特性って出やすいなーって思ったわけです。


とりあえず現状はよしとしてます。










ちなみに昔『オーディオ御三家』というのがあって

・SANSUI
・TORIO
・PIONEER

がそうでした。





SANSUI は先述のとおり、もろクラシック向きかなーと。


こちらも残念ながら、2012年に倒産。


2012年から2021年まではドウシシャが SANSUI ブランドを
使用して存続させていましたが、
2022年現在は事実上消滅、なのかな…!?





TORIO は現在の KENWOOD です。


昔 TORIO のデッカイアンプを持っていましたが
手放したのは今でも後悔しています。


元気のいい音でした。


個人的には好きなメーカーですね。


KENWOOD は2011年に日本ビクターと一緒に
JVC ケンウッド として吸収合併されましたが、
ブランドとしての KENWOOD は存続しています。


御三家唯一の勝ち組か!?





御三家ではないけど、先述の DENON は
Marantz の日本法人と合併してますね。


まあもうそういう時代ってことです。


スマホでサブスク聞く時代ですから。


デッキなんてなくても音は聞けるし
場所は取るはオマケに金がかかる。


メーカー側はその現実といかに向き合って
資本も技術も協業しながら市場にアジャストしていくか
がポイントなんですよね。


ハード機器メーカーには非常に辛い現状です。





そして残る御三家の PIONEER ですが、
2015年に ONKYO に買収されてたわけで…。


言ってみれば、今回 ONKYO は
2つのブランドを潰したことになる。


うーん、複雑だ…。


ONKYO はテープデッキで定評がある TEAC とも資本提携していて、
TEAC 側も困ったことになってなければよいのだが…。


TEAC の3ヘッドデッキがずっとほしいのです!





最後にいいこと書いてあげられなかったかも。


ごめんね ONKYO さん。


でも今回の倒産劇は非常に残念に思っています。


一応、 ONKYO ユーザーだし、
まだしばらくは使うだろうし。


とりあえずどこかが買い取って
ブランドと技術を継承、存続させてもらいたいですね…。










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