今年もmotoGP が開幕、シーズン到来!
今年の特徴としては、タイヤがワンメーカー、
ブリジストンのみになったこと。
昨年までのミシュラン VS ブリジストンの構図はこれで終わり。
タイヤに関しては全チーム平等な条件でのレースとなる。
来シーズン、2010年もブリジストンですでに決定されており、
2011年以降は入札により決定されるとのこと。
他にも細かい点での変更はあるけど、
一番大きな点としては、このタイヤの件。
あとはカワサキ撤退問題の解決策として
新チーム、「ハヤテレーシングチーム」が発足。
カワサキは開発中だったマシンを新チームに供給、
そしてカワサキを解雇されたスタッフが
その新チームに参加するというかたちで
「ハヤテレーシングチーム」が発足。
ハヤテからは、カワサキとの契約を破棄された
マルコ・メランドリが1年契約で参戦。
実質的にカワサキの残党がハヤテとして活動することとなったよう。
カワサキワークスマシンを使える新サテライトチーム
といったところでしょう。
メランドリは踏んだり蹴ったりだったので、
落ち着く先が決まって良かった良かった。
そして開幕戦、第一戦カタールGP。
昨年の開幕戦と同様、ナイトレースとなったレース。
4/12(日)に予定されていたが、天候不良により
4/13(月)に延期。
GP 初の月曜日開催のレースとなった。
予選1位、ポールポジションは昨年のカタールを制した
一昨年のチャンピオン、ケイシー・ストーナー。
やっぱりストレートの長いコースでは
ドゥカティが有利ということでしょう。
以下、2番グリッド ヴァレンティーノ・ロッシ、
3番グリッド ホルヘ・ロレンソとヤマハ勢。
結局レースは序盤からストーナーが独走、
このままの順位でフィニッシュ。
1位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
2位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
3位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
ホンダのダニ・ペドロサは骨折やら皮膚移植やらで
まだ怪我で癒えていない中、強行出場。
目標のポイント圏内、11位でフィニッシュ。
そのペドロサにあわや転倒の冷っとする接触をした
ホンダサテライトのデ・アンジェリスに対しては
ペドロサが抗議するも、口頭注意で終わったよう。
危ない接触~転倒といえば、どうしてもかつて原田に対して
危険極まりない接触をしたカピロッシしか連想できないが、
そのカピロッシ(スズキ)、転倒リタイヤ。
結構派手にコケててそれこそ危ないと思ったけど、
無事なよう。
タフな人です。
今年からドゥカティに移籍したニッキー・ヘイデンは
自身GP 100レース目という節目に
予選で転倒して怪我を負っての出場。
なんとか12位でフィニッシュしてポイント獲得。
とまあ第一戦から怪我や転倒が相次ぐ中、
今年もロッシ、ストーナーの2強の争いとなるでしょう。
第二戦は早くも日本、もてぎで開催。
しかしイマイチ盛り上がってない感が否めないのは
やはりGP 人気が低いというか、
認知度自体が低すぎるんだろうな…。
とりあえずもてぎでのロッシ今季初優勝を期待!

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