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~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
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Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
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4強の争いとなりそうな中、
ヨーロッパラウンドに突入したmotoGP 2009。


第3戦、スペインはヘレスで5/3に決勝が行われたスペインGP。

ポール・ポジションを獲得したのは地元スペイン人の
ヤマハ ホルヘ・ロレンソ。
同じくスペイン人のホンダのダニ・ペドロサは
2番グリッドからのスタート。
3番グリッドからはドゥカティ ケイシー・ストーナー。
帝王、ヤマハのヴァレンティーノ・ロッシは
出遅れて2列目、4番グリッドからのスタート。

レースは序盤、好スタートを切ったペドロサが首位をキープし
独走態勢に入ろうとするも、
ロレンソ、ストーナーを交わしたロッシがじわじわと追い上げてきて、
遂に抜き去り差をつけて今季初優勝!

レースを観ていてもペドロサのマシンは序盤から速かったし、
実際トップスピードが速かったようだけど、
経験とテクニックからそれを上回る走りをしたロッシ君が
やっぱり上手だったということでしょう。

しかしペドロサも優勝こそはできなかったとはいえ、
怪我の影響をもう感じさせない素晴らしい走りでした。


結果
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)
3位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)


ロッシに対抗心剥き出しだったロレンソは
あと一歩でストーナーを抜くところで転倒リタイア。
まだまだ若いね。


これでランキング上もロッシがトップに!


ランキング
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
3位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
4位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)

ロレンソとペドロサは同率の41ポイント。



第4戦、フランスはルマンで5/17に決勝が行われたフランスGP。

ペドロサがポール・ポジションを獲得。
ロレンソが2番グリッドからのスタート。
以下ヘレスと同様、3番グリッドからはストーナー、
ロッシは2列目、4番グリッドからのスタートとなった。

レースはウェットコンディションで行われるも、
徐々に路面が乾いてきたようで、
スリックタイヤを履いたマシンに乗り換えるために
各ライダーがピット・イン。
このタイミングがレースの勝敗を左右してしまったよう。

序盤、ロレンソが好スタートを切り、一気に引き離しにかかる。
ロッシが追いつこうとなんとか2番手に浮上するも、
追いつけないと判断したのか5周目に一番早くピット・イン。
早めのタイヤ交換で勝負に出るも、
なんとマシンを乗り換えた直後に転倒。
転倒によるマシントラブルからか、再度ピット・イン。
既定により再度レインタイヤを履いた最初のマシンに乗り換え。
しかしその時ピットでの速度超過でペナルティを課せられたため、
ここで3度目のピット・イン。
そしてレインからスリックタイヤを履いたマシンに乗り換えるため
最後のピット・インと、合計4度のピット・インを強いられてしまったため、
結果的に2ラップの周回遅れ、16位と最下位フィニッシュ。
手痛いノーポイントに終わった。
ロッシはこれで連続ポイント取得の記録がストップしたはず…。

ロレンソはレイン・タイヤのままトップをキープして独走。
13周目に一番遅いタイミングでピット・イン。
これも上手くいき、後続に追いつかれることなく
そのままトップで独走フィニッシュ。
4戦目にして今季2度目の優勝を飾った最初のライダーとなった。

同じヤマハ勢、チームメイト同士で全く対照的な結果となってしまった…。


このピット・イン劇で各ライダーの順位が激しく入れ替わり、
結果としてロッシと同じく早めのマシン交換が成功した
ハヤテ・レーシングのマルコ・メランドリが大健闘!
2位フィニッシュで今季初表彰台。
メランドリはカワサキ問題とかいろいろあったから、
この結果は本当に嬉しいと思うし、
チームとしてもハヤテがひとつの結果を出してくれたのは
GP ファンとしても嬉しく思う。


結果
1位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位 マルコ・メランドリ(ハヤテ)
3位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)


ロッシと同じく早めのピット・インしたペドロサは
8秒以上の差がついていたチーム・メイト、
アンドレア・ドヴィツィオーゾを執念で抜き去り
見事表彰台へ。

ドヴィツィオーゾはあと一歩のところで
表彰台を逃す結果に。

ケイシー・ストーナーは苦戦しつつも
5位フィニッシュ。

ロッシも転倒がなければ最悪このくらいの無難な位置で
フィニッシュできていただとろうに…。


これでランキングが変動。


ランキング
1位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
3位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
4位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)


ロレンソが66ポイントで、ロッシとストーナーが
同率の65ポイントで追うかたちに。



第5戦、イタリアはムジェロで5/31に決勝が行われたイタリアGP。

レース前には雨が上がったものの、
路面がまだ濡れているため
ルマンと同様ウェット宣言が出されたレース。

ポール・ポジションは好調のロレンソ。
2番グリッドはムジェロに縁がないストーナー。
3番グリッドは地元イタリア、カピロッシ。
ロッシはまたも2列目、4番グリッドからのスタートとなった。

各ライダー慎重だったのか、スタートで早くも順位が大きく変動。
雨に強いクリス・バーミューレン(スズキ)が
11番手スタートから一気にトップに躍り出る。
それをストーナーがすぐに抜き返す。
他、レプソル・ホンダ勢も好スタート。
ロッシ、ロレンソと交えてこの辺がトップ集団を形成する。

そんな中驚異的な走りを見せたのは
ルマンと同じくまたしてもメランドリ。
15番手スタートながら、7周目にはなんと3番手までに。
ロッシ、ドヴィツィオーゾと共にトップ争いをすることに。

8周目にロッシがドヴィツィオーゾを抜いてトップに立つと、
メロンドリも追随。
10周目にはロッシをパスしてトップに!

しかし問題はいつレイン・タイヤからスリック・タイヤを履いた
マシンに乗り換えるかということで、
流石に各ライダー、チーム共に、
今回はルマンよりはスムーズに乗り換えできていた印象だったが、
やはりまたしても勝負に影響を与えることに。

ロッシとメランドリのトップ争いを尻目に
ドヴィツィオーゾが9周目でピット・イン。
この作戦は成功で、11周目に遅れてピット・インした
ロッシ、メランドリらを尻目に再びトップへ。

しかし徐々に調子を上げたストーナーが
ドヴィツィオーゾを抜き返し独走。


結果
1位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)


ストーナーが縁のなかったムジェロで初優勝、
今季2勝目を飾った。
ドゥカティとしてもムジェロ初優勝。

ロレンソを抑えての優勝だったので
このレースはストーナーが勝って良かったということで。
ケイシー、良かったね。

前回ムジェロでの悪夢を自らネタにして
頭を抱えた自分をプリントした特性ヘルメットを被って
記録のかかったレースに挑んだロッシは、
交換したマシンのタイヤの調子が上がらず
結局ムジェロ7年連続優勝の大記録を
8に伸ばすことが出来なかった…。
地元イタリアで勝てなかったのは本人が一番残念だろうけど、
それでも意地の表彰台で3位フィニッシュは流石。

メランドリもマシン交換後に調子が上がらず
順位を落として7位でフィニッシュ。
しかし確実にインパクトを残せているので
今後のレースでも結果を出せるように
いい走りをしてもらいたい。

土曜日のフリー走行で腰と右足を痛めていて
痛み止めを飲んでレースに挑んだペドロサは、
タイヤ交換後に転倒。
怪我の影響でそのままリタイア。
悶絶した表情が痛々しく、そのまま担架で運ばれたけど、
次戦は地元スペイン。
なんとしても勝ちたいところだろうけど、
それ以前にレースに出られるかどうか…。


これでまたしてもランキングが変動。


ランキング
1位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
4位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)


トップ3人は僅差。

今年は4強と言われてきたけど、
怪我の影響を考えると、ペドロサは優勝戦線離脱かな…。
どうやら上位3人で優勝を争いそうな雰囲気。

しかし序盤からいろんなライダーが入り乱れての
混戦模様を呈しているのが今年のmotoGP。

お陰でレースがより面白くはなってきているけど、
ファンとしては早く安心させてもらいたいもので…。

とりあえず今年もますますレースから目が離せない。



 

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