この不況で交通違反の罰則金の徴収率も落ちているんだとか。
そりゃそうだろう。
ただでさえ払いたくない類の金だし。
そのせいもあって、警察内部では取り締まりを強化して
検挙の絶対数を上げることによって徴収額の確保に努めているらしい。
なんでも先月あたりは目標額の3割減だとかで、
ノルマを達成するのに必死のようで、
どうりで最近パトカーやら白バイやらが
いつもやたらと目につくわけだと。
何故そこまで必死にやらないといけないかといえば、
この目標額は国家予算に組み込まれており、
その額は東京都だけでも月で1億2千万円也。
国家ぐるみの大事業なわけですよ。
お上のお墨付きなので893よりも性質が悪い。
隠れている取り締まりに気を取られて
危うく事故りそうになったりと本末転倒なことが起こっても
そんな取り締まりこそが奴らにとっては本分なんですね。
そりゃー駐車場もつくらないで駐禁切ったりもするわけです。
ちなみに今の流行は酒気帯びだそうで、
やっぱり高額系が人気らしい。
違反で罰金払うなんて馬鹿らし過ぎるので、
取り締まりには十分注意して運転した方がいいと改めて思うのでした。
もちろん安全運転、無事故は大前提で。
いつしかピーポ君は正義の味方じゃなかったと知って
世の中に大きく失望する5歳児が後を絶たないらしいです…。
*この物語は警察OBやタクシー運転手さんの証言から得られたものだなんてことはない、フィクションってことで…。

PR