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~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
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Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
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サマーブレイク前の2週連続開催、
全く目が離せない中盤、大注目のmotoGP。


第9戦、ドイツはザクセンリンクで7/19に決勝が行われたドイツGP。
コースを見る限りは、ヤマハ向けに見える、期待のレース。

ポール・ポジションはヤマハのヴァレンティーノ・ロッシ。
2番グリッドは同じくヤマハのホルヘ・ロレンソ。
予選の段階でもやはりヤマハが速い。
3番グリッドはドゥカティ、ケイシー・ストーナー。
ケイシーは途中でセッションを切り上げたようだが、
やはり体調不良が影響しているのか…!?

スタートは3列目、8番グリッドからスタートの
ホンダ、ダニ・ペドロサが、ラグナセカに続き
今回もロケットスタートに成功。
一方フロント・ローからスタートのロレンソも
ラグナセカ同様、スタートに失敗。
だがすぐに4番手まで挽回。
しかも追い上げは本当に速かった。

レースはポール・ポジション・スタートのロッシが
そのままトップに立ち、4強の他の4人が追うかたちに。

7周目、ストーナーが遂にロッシをパス。
この2台で抜け出すかとも思われたが、
ロレンソがペドロサをパスして3位に浮上してくると
ロッシまでの差が見る見る縮まる。
ロッシがそれを見越してか17周目、
ストーナーをパスしてトップに立ち、引き離しにかかるも、
18周目にはロレンソもストーナーをパス。
こうなるとまたしてもヤマハ2台でのバトル、
優勝争いとなってくる。

昨年までだと抜かれて終わりのケイシーではなかったのだが、
体調不良がまだまだ癒えないのか、
今年はやはりここで脱落。
逆に毎戦毎戦経験するごとにロレンソは本当に脅威に感じる。

26周目、1コーナーでロレンソがロッシを、
そして一時は差をつけられていたペドロサがストーナーを
それぞれ同時にパスして上位4人が一気に入れ替わり
ロレンソがとうとうトップに。
またしても終盤で激しいバトルが展開。

タイヤはロッシのみ両方Hard で、
他の3人は片方はExtra Hard を選択。
終盤は硬いタイヤを履いたライダーがやはり有利か、
この場合柔らかめのロッシよりもロレンソが有利かとも思われたが、
29周目のまたしても1コーナー、
今度はロッシがロレンソを抜き、再びトップへ。

残り2周、ロレンソは果敢にアタックするも、
ロッシがギリギリのライン取り、ギリギリのブレーキングで死守。
ラスト・ラップはまたしても本当に見ごたえのあるバトルだったが、
ロレンソまたしても及ばずでロッシが優勝!
ヤマハ2台で激しいバトルしながら
最後は2人共ウィリーでチェッカーという
最後まで目が離せないレースだった。


結果
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)
4位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)


ロッシは単独最多の今季4勝目をポール・トゥ・ウィンで飾り、
ジャコモ・アゴスチーニが持つ表彰台獲得記録、
通算159度目の表彰台獲得に追いついた。

自己通算優勝回数は101回と伸ばすも、アゴスチーニの記録、
123回に追いつくまでにはあと2シーズンは必要か…。

これでヤマハ1、2は今季4度目
(ロッシ - ロレンソの順は3度目)。


ランキング
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
4位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)


ロッシ単独トップもロレンソとの差は14ポイントと
まだまだ安心はできない。
フランスでのノーポイントが痛い…。


第10戦、イギリスはドニントンで7/26に決勝が行われたイギリスGP。

ドニントン・パークはなくなってしまうのか(!?)
恐らく今年で同地でのレースの開催は終了のよう…。

HM/HR ファンにも馴染みがある伝統の
『Monsters of Rock』が開催されいたかの地ということもあり、
好きなサーキットでもあっただけに、残念…。

レースは変わり易いイギリスらしい天候の中、
今季3度目のウェット宣言でのレースとなったが、
路面はほぼドライ。
スタート時は雨がモニタにポツポツ当たる程度。

途中マシン交換が可能ということもあってか、
ほとんどのライダーがスリック・タイヤを選択。

ロッシ得意のコースのひとつだが、
過去2年は優勝に見放されている…。

そんなロッシがポール・ポジションを獲得。
2番グリッドがペドロサ、3番グリッドがロレンソ
予選転倒があったストーナーは
2列目、4番グリッドからのスタートで、
4強が上位4番手までをしっかり占拠してのスタート。

レイン・タイヤを選択したストーナーは大きく遅れる。

スタートで躍進したのはホンダ・サテライトのトニ・エリアスで、
強豪の中で一気にトップに立つ。
レース序盤、順位が目まぐるしく入れ替わる中、
トップグループに喰らいつく素晴らしい走りをみせるも、
5番手走行中の8周目、ハイサイドによる転倒でリタイア。
もったいない…。

この時点でフィアット・ヤマハ2台に
レプソル・ホンダ2台が追うかたちとなっており、
またしてもヤマハ2台によるトップ争いが予想できたが
9周目、今度はロレンソが転倒でリタイア。

そのままロッシ独走に期待するも、
ドビツィオーゾが追撃。
ペドロサが遅れ、ロッシとドビツィオーゾの一騎打ちになったが、
20周目、小雨が降る中、なんと今度はロッシもが転倒。
幸いダメージはなく11位でレースに復帰はできたが
これでトップ争いからは脱落。
後続に10秒以上のアドヴァンテージを築いていただけに残念だが、
これでドビツィオーゾが独走。

しかし雨が強くなってきて、
マシンを乗り換える選手が出てくる中、
ドビツィオーゾのペースも落ち、
激しい2位争いを展開していた
ホンダ・サテライトのランディ・ド・ピュニエと
ヤマハ・サテライトのコーリン・エドワーズの2人と
ドビツィオーゾとの差が見る見る縮まる。

結局持ち直したドビツィオーゾが逃げ切り、
今季初の表彰台、最高峰クラス初優勝を飾った。

2位はラストラップでド・ピュニエを交わし、
ベテランらしい素晴らしい走りをみせたエドワーズ。
経験が物を言う落ち着きが驚異的な走りに繋がったのか、
とにかく素晴らしかった!
トップを狙えそうだっただけに、少々残念だったが、
今季初表彰台、今季最高位でフィニッシュは嬉しい結果。
コーリン、おめでとう!


結果
1位 アンドレア・ドビツィオーゾ(ホンダ - ワークス)
2位 コーリン・エドワーズ(ヤマハ - サテライト)
3位 ランディ・ド・ピュニエ(ホンダ - サテライト)


表彰台は意外なというか、多分こういうことはもうないであろう
かなり珍しい顔ぶれ。
ド・ピュニエもいいライダーだし今後に期待。

またしても雨で波乱が起きたレースとなってしまったが、
最後のドニントンはヴァレンティーノに勝ってほしかった…。


転倒したロッシは雨が強くなって他のライダーがペースを落とす中、
雨の中驚異的な挽回をみせ、
最後は地元イギリス、ヤマハ・サテライト・チームの
ジェイムズ・トーズランドとのバトルを制して
5位でフィニッシュ。

ペドロサは雨の中で安全走行を優先したのか
9位でフィニッシュ。

ストーナーはドゥカティのチームメイト、
ニッキー・ヘイデンと共に周回遅れで
それぞれ14位、15位。


ランキング
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
4位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)


ランキングに変動なしも、
ロレンソがノー・ポイントで終わったため
貴重な11ポイントを獲得したロッシとの差が
やっと25ポイントに広がった。
これで今季優勝王手が見えてきたか。
休み前には悪くない結果。


これから8/16のチェコGPまで
2週間の短いサマーブレイクに入るmotoGP。
各チーム、ライダーにはリフレッシュして、
後半戦に備えてもらいたい。

まだまだ1レースでランキングが入れ替わる可能性があるだけに
後半戦も目が離せない。



 

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