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~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
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Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
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新日本プロレス 真夏の祭典、
『G1 CLIMAX 2009』が終了。
本日決勝戦が行われた。

優勝は真壁刀義。


今年はイマイチパッとしない顔ぶれというか、
年々そうなってきてるというか…。
シリーズとおしての流れ自体の問題でもあるかと…。

5回の最多優勝記録保持者の蝶野正洋は出場せず。
それに次ぐ3回優勝している天山広吉も
怪我でシリーズ欠場してたりと
G1までにいい流れを作れなかったしな…。

いわゆる外敵と呼ばれる他団体からの出場選手は
AブロックにはTAJIRI(ハッスル)、
大森隆男(元ゼロワン、現フリー)、
田中将斗(ゼロワン)、がエントリー、
Bブロックには杉浦貴(ノア)がエントリーと、
今回は合計4人と過去最多で、
まあこれが目玉といえば目玉だけど、
最強を決める歴史あるリーグ戦には説得力に欠けるメンツかと…。

大森は最近までプロレスやってなかったブランクあるし、
田中は実質ジュニアでしょ。
鍛えてるけど、小さすぎるし
インディ上がりで華がないというのも…。
TAJIRIは小さいとかいう以前に、
完全に噛み合わない人選だし。
杉浦はいいレスラーだけど、
ノア内での位置づけは微妙だし、
直前まで足の怪我か病気で入院してた
病み上がり…。

こじんまりとした、キャラクター重視の
ユークス路線ということなんでしょうか…。


とはいえ新日本のドル箱興行だけあって、
なんだかんだで話題性があったというか、
リーグ戦が始まってしまえば盛り上がるのがG1。
勝敗チェックと結果予測のシュミレーションを
してしまうのが悲しい性。

Aブロックは決勝進出候補の真壁が連敗スタートなど、
全体的に混戦模様。

Bブロックは中邑真輔が全勝でリーグ戦突破。
2位争いが焦点だったかな。

結果、Aブロック1位は真壁、2位は棚橋。
真壁と棚橋は同率で直接対決も引き分けだったため、
コイントスで順位が決定。
Bブロック1位は中邑、2位は杉浦。


そして本日、決勝トーナメント。
決勝戦は真壁 VS 中邑。

流石はG1決勝だけあって、
公式発表11,000人、両国で超満員の動員と、
盛り上がったようで良かった。
新日本の公式がアクセスしづらいくらいだし。

中邑が全勝だけに、今まで縁のなかったG1に
悲願の初優勝というのも考えられたし、
ここまでの流れから真壁が優勝というのも
ドラマ性があってG1らしくもあるので
どっちが勝ってもおかしくない中、
真壁が初優勝。


終わってみれば呆気ないけど、
まあ流れ的にこれしかないのも今の新日本なのかなーと。
ひとまず真壁、おめでとう。

真壁は軍団抗争での裏切りに遭い孤立、
後輩の棚橋がエース、
さらに後輩の中邑に嫉妬という、
雑草ジェラシー・ヒール・キャラは、
キャラだけじゃなくて現実とリンクするから
感情にも訴えるし、
それこそがプロレスらしいとも言えるから、
これはこれでいい結果というか、
昨年の後藤優勝よりは納得がいく。

あとはレスリングスタイルかな…。
ニードロップは最初の頃よりマシだし、
そもそも誰もブロディ的な影を見出してるわけじゃないから
入場テーマ含め、どうでもいいのかもしれないけど、
チェーンと流血だけじゃ、資質としてチャンピオンにはなれないから、
そこからどう脱皮するかが課題でしょう。

決勝戦は、真壁の提案でセコンドアウト、
チェーンも使わなかったようだから、
今後に期待かな。


その他の総括。

天山が連勝スタートから怪我で連敗、
結果欠場となってしまったのは残念。
天山には早くまた勢いを取り戻してもらいたい。

中邑の新必殺技、「ボマイェ」(顔面への膝蹴り)は
唐突すぎるしやっぱり説得力がない…。
一時期よりはよくなってきているのでもう一歩かなー…。

杉浦は腰も悪いみたいで、
腰にぐるぐるテーピング巻いた状態でよく頑張ったなーと。

あとは飯塚とかTAJIRIの試合はG1には必要ないだろうと。


今後はG1覇者の真壁、そしてTAJIRI が
IWGPチャンピオンの棚橋へ挑戦、
そして中邑が1.4東京ドームで挑戦、
それまで棚橋が防衛という流れでしょう。


うーん、中西がベルト取ったときみたいに
サプライズというか、
予想外の盛り上がりがほしいんだけど、無理かなー…。


秋には蝶野の25周年記念興行も行われるし、
その前に全日本で、武藤の25周年記念試合も行われて、
蝶野も出場。
というか、「武藤、船木 VS 蝶野、鈴木」
って凄いカード。
よく船木をプロレスのリングに上げられたなーと。
船木は蝶野、武藤、橋本の三銃士と新日本で同期。


話がそれたがこの流れで蝶野にもう一旗挙げてもらいたい。
年明けくらいまでに流れつくって、
1.4の勝者からベルトを取る、みたいな…。
中西みたいにワン・リリーフではなく、
せめてワンシーズンくらい、なんとかならんもんですかね、
新日本さん?


あ、永田とライガーがハッスル参戦らしい…。
名目上は越中の30周年記念だかなんだかで、
TAJIRIとのトレードだろうけど、
新日本はハッスルとは交わらない方が得策だと思うのだが…。
これもユークス的発想で、軌道修正、路線転換なのかな…。

てか、越中は「メキシコ武者修行(何故今更…)」
という名目で新日本のシリーズ出なくなってたはずなのに、
その後普通にハッスルに出てるとか、何なの!?


あ、あと、昨日のリーグ戦最終日、
何故かジュニアのタイトルマッチが行われて、
メキシコの英雄、ミスティコが
4代目タイガーマスクからベルトを奪取。
昨日の試合は全試合観たけど、
ミスティコのスケジュールの問題があったとはいえ、
リーグ戦中にジュニアのタイトルマッチやる意味がないというか
必要性が全く感じられないし、
試合自体も浮く浮かない以前というか…。


一時の低迷から少しずつ安定してきたと思いきや、
なんだか違った方向に行っている気もするし、
やっぱりまだ迷走中ということなんでしょうか、新日本プロレス…。

今日の決勝も会場で観たいとは思ったけど、
それは内容云々以前にG1決勝だから。
しばらく会場には行ってないけど、
生で観戦したいと思わせてくれるような
面白い流れ、展開になってくれればいいのだが…。
それとも次回会場に足を運ぶときは
他団体になるのかな…!?

とりあえず見守りたい。






2009/08/18 追記

8/17 新日本オフィシャル発表。

棚橋弘至、眼窩内側壁骨折により9月シリーズを全戦欠場し、
IWGPヘビー級王座を返上。
復帰時期は未定。

9.27 神戸ワールド記念ホール にて
真壁刀義 VS 中邑真輔
の新王者決定戦が行われる。


そういうことになりましたか…。

そうなると真輔がタナ復帰までチャンピオン、
タナが復帰後に再度奪取という流れになるのか!?
しかし復帰早々タイトルの移動は難しいし、
第一復帰時期が未定で、骨折なら結構かかりそうだしな…。
今の流れだと真壁というのも十分あり得るし。

しかし1人抜けるとその穴は大きすぎる。
やっぱり選手不足なんだよな…。
昔の選手層の厚さは恐ろしかった…。

いずれにしても、これで必然的に新しい流れが生まれるわけで、
面白みが出てきたということで。



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