忍者ブログ
~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
| Admin | Write | Comment |
author
Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
calender
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
search in this blog
archives
recent comments
[12/31 通りすがりの老女A]
[12/20 みついろ]
[12/20 M☆SPLASH@mika]
[12/14 英二]
[12/07 通りすがりの老女A]
for mobile
twitter
add
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

まずは来季の契約問題から。


ドゥカティからオファーを受けていたロレンソは
結局来季もヤマハとの1年契約に合意したことを
インディアナポリスで発表。

ロレンソもヤマハこそが勝てるマシンであり、
ヤマハでロッシに勝ってこそ意味がある
と考えてのことでしょう。
妥当な選択だと思うし、よく踏ん張った。

しかしドゥカでも何でもいいけど、ヤマハ以外、
いや、ドゥカに乗ってロッシと戦う姿も観たかったし、
それも面白かったかもなー…。

ちなみにフィリップモリス側としては、
ストーナーにちょっとした不信感を持っているよう。
つまり、ニッキーをクビにして、ということではなく、
単純にケイシーの代わりとなるエースクラスがほしかったよう。
そりゃータバコメーカーが健康に不安をかかえるライダーを
サポートするというのもおかしな話でもあるけど。

さらにドゥカティはロレンソだけではなく、
カピロッシやペドロサにも声をかけていたよう。
切羽詰まってますな…。


ということでフィアット・ヤマハは2010年も
ヴァレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソの
2台体制が決定。


ドゥカティ・マールボロも結局今季と同じく
ケイシー・ストーナー、ニッキー・ヘイデンで落ち着いた様子。


ペドロサのマネージャーがなんだかゴネていたようだけど、
レプソル・ホンダも今季同様、
ダニ・ペドロサ、アンドレア・ドビツィオーゾで決定したと
サンマリノで発表となった。


残るワークス、リズラ・スズキは
ロリス・カピロッシとの契約延長は決定。
しかしクリス・ヴァーミューレンとは再契約をしない可能性が濃厚。

代わりに交渉中とされるのは、昨年250ccで2位、
今年も250ccで現在2位で、
青山博一と年間タイトル争いをしている
アプリリアに乗っているアルバロ・バウティスタ。

ちなみに青山も来季のシートが決まっていない。
motoGPクラスからもオファーがあるようなので、
青山には絶対チャンピオンになってもらって
早く来季のシートを確定させてもらいたい。


来季の体制がほぼ決まったことで、
各ライダー、チーム共に後半戦は集中できる
環境になったかな。


その他の特筆事項としては、
第11戦チェコGPから最終戦ヴァレンシアGPまでの残り7レースを
コスト削減のためエンジンの使用台数を5機のみにする
新レギュレーションが導入された。
さらに来年は、全18戦で6機のエンジンになるとのこと。

現在ホンダで開発を務める岡田忠之は、
「ホンダは問題ないけど他社さんには影響があるかも」
などと語っていたが、ほんとかね!?

これは転倒等でエンジンに問題が出ても
もう蓋を開けられないということで、
少なくともライダーからは反発の意見が多いよう。


ということで裏の舞台も忙しい中でのレースも終盤に差し掛かる。



第12戦、アメリカはインディアナポリス州で
8/30に決勝が行われたインディアナポリスGP。

インディアナポリス・モーター・スピードウェイは
今年で100周年を迎える。

昨年は雨で中断となってロッシが優勝したサーキット。


ペドロサがポール・ポジション スタートも、
首位走行中の4周目に転倒。
しかし驚異的な追い上げをみせ、
10位でフィニッシュしてみせた。

そしてまた当然のようにヤマハの2人での
バトルが展開されると思ったが…。

ロッシがなんと10周目に転倒…。

首位を走行も、9周目でロレンソにパスされ、
10週目の1コーナーでミスしたのか、はらんで
続く2コーナーの切り替えしで、
マシンを左に寝かす前に転倒ということで、
ピットに戻ってヘルメットを被ったまま
データを気にして原因を追究しようとしていた姿が印象的だった…。

こういうのを目の当たりにすると、
エンジンの台数制限とかがやっぱり気がかり。

速かったのはロレンソで、2人が転倒後も安定して独走。
前2レースを転倒リタイア後、
背水の陣で3度目の優勝を飾った。


結果
1位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位 アレックス・デ・アンジェリス(ホンダ)
3位 ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ)


ニッキーは母国で星条旗をモチーフとしたような
スペシャルカラーのペイント&コスチュームと
地元で気合の入る中、アンドレアとのバトルを制し、
昨年のインディアナポリスGP以来、
一年ぶりで、今季初、そしてドゥカティでは初となる
表彰台をゲット!


ランキング
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)
4位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)


ロッシがノー・ポイントと終わって
ロレンソとの差が一気に25まで短縮。
ペドロサも転倒で高ポイントを得られず、
ストーナーを抜けずじまい。



第13戦、イタリア/ミサノサーキットで
9/6に決勝が行われたサンマリノGP。

ロッシが地元イタリアでインディアナポリスの借りを返すかの如く
ポール・トゥ・ウィン!

序盤、ペドロサにヤマハ2人がついていくかたちとなるも、
8周目からは首位をキープ。
そのままペドロサを離し、
ロレンソにも抜かれることなく地元での勝利を飾った。

スタート直後、地元のアレックス・デ・アンジェリス、
コーリン・エドワーズ、ニッキー・ヘイデンの3台が
多重クラッシュで転倒リタイア。
どうもニッキーは巻き込まれることが多いような気がするが…。
レプソル・ホンダ時代は嫌いだったけど、
最近はどうにも気になって頑張ってもらいたい限りで…。

ロレンソもこのクラッシュに接触するも、
奇跡的に免れての2位だけに、このポイントは大きい。


結果
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)


これでロッシは今季6勝目。
そして5度目のヤマハのワンツーフィニッシュということで、
残すレースもこの展開になるのか。

ペドロサが復調してきたし、いよいよケイシーが復帰するので
終盤へ向けて展開が変わるのか…!?


ランキング
1位 ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位 ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
3位 ダニ・ペドロサ(ホンダ)
4位 ケイシー・ストーナー(ドゥカティ)


ロッシとロレンソの差は30ポイント差にはなったが、
やはり前回の転倒が響いているので
予断は許さない状況。

ようやくダニとケイシーが入れ替わり。

ダニはこのまま総合3位でシーズンを終えて
せめてエースとしてのメンツを保ちたいところだろう。

そしてケイシーの状態が気になるけど、
一昨年のような脅威を病み上がりでみせられるのか!?


マシンの完成度、ライダーの技術共に、
現状ヤマハ2台にはどうあがいてももう勝てないだろう。



PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[266] [265] [264] [147] [248] [262] [261] [260] [258] [256] [257]

Copyright c Diary of a Madman 2?。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]