忍者ブログ
~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
| Admin | Write | Comment |
author
Ronald Oscar
神聖ゴルゴタの陸メタルの会総帥 / KILLING ROSE リーダー(Vo/G)
calender
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
search in this blog
archives
recent comments
[12/31 通りすがりの老女A]
[12/20 みついろ]
[12/20 M☆SPLASH@mika]
[12/14 英二]
[12/07 通りすがりの老女A]
for mobile
twitter
add
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

新日本プロレスがユークス体制になってから
4度目の東京ドーム興行
『レッスルキングダムIV』
が来たる1月4日も開催。


カード的にはこれが「今」を全て映し出しているってことなのかな…。



内藤哲也と裕次郎のタッグチーム、
『No Limit』がメキシコから帰国。
ジュニアのチームだった2人が
ヘヴィ級のIWGP タッグ王座に3 Way 戦で挑戦、と。

脱ジュニアか…。

身体が大きくなったらしいけど、
身長伸びたわけでも伸びるわけでもないし…。

これ以上小さいレスラーは無理してヘヴィ級に行かないで
ジュニアに留まった方が全体的にも質が上がると思うんだけど…。



ジュニアのシングルは4代目タイガーマスクの
IWGP ジュニアのベルトにノアの丸藤正道が挑戦。

虎4はもういいだろ…。
丸藤ならそれなりの期待はできるでしょう。



他、ノアがらみでは、GHC チャンピオンの杉浦貴に
2連敗している後藤洋央紀が挑戦。

後藤がGHC 巻くことに誰が納得するんだろうか…!?



そして棚橋弘至 VS 潮崎豪 の「エース対決」。
2人とも各団体の「前王者」ということで、
現在無冠の2人で「エース対決」というのも面白い。



サプライズとしては、
アブドーラ・ザ・ブッチャーと
テリー・ファンクが参戦、
蝶野正洋、長州力らと
8人タッグで対戦すると。

テリーとブッチャーか…。

しかし最近こういう外人レジェンドに
日本人レジェンド蝶野、長州がタッグで絡むって構図、
定番となりつつある!?

それはいいけど他に絡んでいる人選がよくわからん。

まあお祭りだからとしか言えないか…。



そしてメインは中邑真輔 VS 高山善廣 のIWGP 戦。

なんで今高山なんだろうか…。
しかもメインか…。

かつて新日本に参戦してたときの高山と
今の高山は比較できないし、しちゃいけないと思う。



中邑といえば、IWGP 獲った時の発言。

「猪木ー!旧IWGP は俺が取り返す!」
の対猪木対戦要求の経過。


ちょっと思い起こしてみると、
G1 は真壁優勝、
棚橋が怪我でIWGP ベルト返上、
そして9.27 神戸、G1 の決勝戦と同じカード、
真壁 VS 中邑 の新チャンピオン決定戦で、
中邑が新チャンピオンになったと。

この勝利者インタビュー、リング上で
唐突な初代IWGP ベルトの奪還宣言と
猪木さんへの対戦要求となった。


これを受けてIGF サイドは宮戸GM が9/30に会見。

曰く
「心意気は素晴らしい。
前向きに受け止めてどんな選手でも用意する。
11.3、IGF JCB 大会に来い。」
というもの。


中邑は
「猪木さん本人の声を聞きたい」
とあくまで直接の対戦要求と直談判を希望。

この時点で猪木さんはニューヨーク滞在中とされていた。


10/3、今度はIGF 所属選手という立場から
ジョッシュ・バーネットが
「旧IWGP のベルトがほしいなら俺を倒してみろ」
とコメント。


そして10/14、ついに猪木本人が会見。

前日まで3週間、腰の手術で極秘入院していたことを明かし、
中邑のことは
「周りも気をつかって言わなかったのか知らなかった。」
「引退してる俺が出て行くわけねぇだろ。」
と一蹴。

そして
「1回来たらいい」
「自己主張するために猪木の名前を使ってもらうのは結構。
アピールしろよと。」
と、バッサリ切り捨てて中邑に11.3の来場を促した。


これで中邑の希望通り、一応猪木本人からの回答が出た。


今更初代ベルトがどうしたとか言って
かなり唐突に謎の猪木対戦要求を宣言した
中邑の反応は…。


10/17の試合後
「要はノーでしょう?正直、ショック。」
「俺は会社とも闘ってる。」


いや、普通に考えて「ノー」で当たり前だろう…。
しかも今の新日本の誰が「猪木」という存在を歓迎している?
その辺会社とも闘っているというのはガチっぽいが、
いったい何がしたいのか真意が解らないまま。


そして11.1 後楽園大会。
IGF からサイモン社長やジョッシュ・バーネットらが来場、
リングサイドで観戦していたようだけど、
これを中邑は徹底無視。


この時の棚橋との小競り合いは良かった。

棚橋:
「中邑~!中邑~!」

中邑:
「小せぇ奴がうるせぇーな!
そんなにベルトが欲しいか?
ならU-30 でも巻いとけ!」

棚橋は自ら提唱したU-30 を中邑に奪われた挙句
そんなベルトいらないと言われた過去があるから
これはリアルに屈辱だろう。


対IGF に関しては、
「俺はできねぇと言われた時点でオチはついた。IGF には行かない」
と発言。
「会社との闘い」
にも終止符が打たれたのか、
これで収束したかたちとなった。


そしてオマケのオチなのか、
11.3、IGF JCB 大会。

澤田敦士とジョッシュ・バーネットが
初代IWGP ヘビー級ベルトのレプリカを懸けて対戦。

これでは新日本というか中邑は、完全に茶化されてるとしか言えないだろう。
猪木さん、IGF 側の方が何枚も上手というわけか。


結局この中邑発言の真意はどこにあったのか。

この件事態が闇に消えるかもしれないし、
年明けの契約更改で何かが動くかもしれない気もする。

というか、この最後のオチを見れば、
言わんこっちゃないだろうと…。



中邑は2004年、高山から奪ったNWF を封印したことがあり、
今回は高山が勝ってIWGP を封印することを
宣言しているらしい。

高山はフリーだけどIGF にも参戦しているので
もしこれが実現すれば、
現ユークス体制の新日本とIGF の
禁断の交わりが生まれるのか…!?





良くも悪くもやっぱりユークスになってから変わったし、
賛否両論ある中、路線が安定してきているのも確かだけど、
猪木さんがちょっかい出すのがいいのかと言われると
決してそんなはずがあるわけもなく、
かと言って演出されすぎの今の路線にも
そろそろもうついていけないかなーというか、
違うなーと思わざるを得なくもなってきているのも確か。


一説によると、上場企業のユークスが、
子会社化した新日本の株を手放したがっているらしく、
株価も下がっているので
猪木さんがそれを買い戻そうとしているとも。


邪推かもしれないが、ノアから小橋、秋山が参戦しないことも
来年の業界再編を匂わす何かを秘めている気もするし、


結局のところ、好き好きは別として、
業界全体の状況や今後の流れも含め、
やっぱりこれが全て「今」を象徴した大会になっているのかもしれない。




 

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[327] [326] [325] [324] [315] [306] [312] [317] [322] [321] [319]

Copyright c Diary of a Madman 2?。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]