もう1ヶ月経つのか…。
まだまだ被災者への支援、被害地の復旧が間に合っていない。
原発の事故処理は未だ目処がたっておらず予断を許さない状態。
我々の生活にもまだまだ影響がある。
もう1ヶ月経つとは思えないくらい状況が具体的に好転しないまま
この1ヶ月はアッという間に過ぎたと感じる。
どういう因果か1ヶ月目の今日、また大きな余震が発生。
マグニチュードは7.0規模で震源地の福島県浜通りなどでは震度6強を観測。
東京も震度4とかなり揺れたし時間も長めだった。
体感的には4/7の地震も同レベルに強かったと思う。
その後もしばしば余震が続いているが、
震源地付近ではその余震のレベルですら
我々が感じたレベルの強い揺れということになり、
そう考えるとその不安や心労は察するに余りある。
昨日は統一地方選挙の前半戦ということで
東京でも都知事選の投開票が行われ
現職の石原知事が4期目の当選を決めたのは予想通りだが、
この状況のこの時期に
「地震、津波は天罰」などと言い放ち
「原発推進論者である」と断言する氏が
圧勝したことに驚きを隠せない。
有権者に考える時間と機会を与えなかったこの状況は
現職に有利に働いただろうし、そういう意味においても
やはり今回は選挙自体を行うべきではなかったんだと思う。
民主党は、与野党対決となった3知事選で全敗するなど
前半戦で全体的に敗北といえる結果になったが、
「大震災対応が最優先」として
首相退陣論を否定するだけではなく
党内での執行部責任論の再燃をもけん制している。
だったらなおさら菅さん自身が清く身を引いた方が
災害復興対応をスムーズに滞りなく行えるはずではないのであろうか!?
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