シリーズ序盤から中盤にさしかかろうという今シーズン。
第5戦フランスGPでランキングトップに立ったヤマハ、ヴァレンティーノ・ロッシが
第6戦イタリアGPでも優勝!
ポール・ポジションからのスタートも今季初じゃないかな?
スタートこそ出遅れたものの、序盤ですぐにトップを奪い返し
そのまま独走で優勝という理想的なパターン。
完全なるポール・トゥ・ウィンとは言えないかもしれないけど、
地元イタリアで勝って3連勝。
貫禄だね。
地元優勝の意味は大きいでしょう。
素晴らしい走りでの優勝は感動でした!
しかしここにきて昨年のチャンピオン、
ドゥカティ、ケイシー・ストーナーが調子を上げてきた。
ドゥカティが他メーカーにも追いついてきたのかな。
ホンダのダニ・ペドロサも調子いいしね。
1位ロッシ、2位ストーナー、3位ペドロサ。
ロッシのチーム・メイト、ホルヘ・ロレンソは転倒リタイヤ。
ちょっと無茶が多いかな…。
ランキングトップはロッシで変わらず、ペドロサが2位に浮上、ロレンソが3位に後退。
このレースにはホンダの岡田忠之が
新エンジンのテストライダーとしてワイルドカードで参戦、
14位で完走。
第7戦カタルニアGPでは
ペドロサがポール・トゥ・ウィンで優勝。
今季2勝目。
ペドロサはコンスタントに結果を出してるし、
マシンも調子良さそうだし、可能性は一番あるな。
ロッシは9番グリットからのスタートながら、
徐々に順位を上げる神がかったライディングで2位フィニッシュ。
序盤からトップにいないとやっぱり冷や冷やするね。
チーム・メイトのロレンソは予選で転倒負傷のためレースを欠場。
やっぱり無茶が多いのかな…。
レースは命も落としかねない危険なスポーツだから
気をつけてほしいものです。
1位ペドロサ、2位ロッシ、3位ストーナー。
ランキングは前回と変わらず、ロッシ1位、ペドロサ2位、ロレンソ3位。
第8戦イギリスGPでは
ストーナーがポール・トゥ・ウィンで優勝。
ここ何戦かで調子を上げてきて、今季2勝目。
昨年のチャンピオンは伊達じゃなかったってことだね。
ロッシは2位でフィニッシュできたけど、
セッティングが上手くいかなかったのか、
ストーナーとの距離は序盤から縮めるのが難しそうだったな。
どうやら今年は全般的にみて
タイヤが温まるのにそれなりの時間がかかってるみたい。
予選でもタイム出なかったみたいだし。
ロレンソはレースに復帰したけどまだ本調子じゃないよう。
それでも6位フィニッシュは健闘かな。
岡田忠之がテストライダーとして開発されていた
新しいエンジンを搭載して臨んだニッキー・ヘイデンは7位でフィニッシュ。
従来どおりのエンジンで臨んだ同じくホンダのワークス、
ペドロサはロッシを抜け切れず3位でフィニッシュ。
1位ストーナー、2位ロッシ、3位ペドロサ。
ドニントンではロッシが勝てる、ヤマハが向いていると思ったけど、
トップスピードが限られているこのコースでドゥカティが勝ってしまったのは
昨年の悪夢の再来というか、嫌な感じだな…。
ランキングはロッシ1位、ペドロサ2位、ストーナー3位で、
ロレンソは4位に後退。
キャリアの問題もあるし、ロレンソはもうキツいかな!?
逆にストーナーが調子上げてきのが怖い。
ムジェロでロッシが今季3連勝を飾ってやっと安心というか、
今年はいけるという確信のようなものを示してくれたかに思ったけど、
まあそう甘くはないわな。
だからレースは面白いわけだけど。
ここ3戦で優勝を争っているこのランキングのトップ3で優勝争いになるかな。
順当にみて、ロッシかペドロサだろうね。

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