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~ 迷える子羊ならぬ 迷えるメシアの戯言 ~   "狂乱の貴公子" The Messiah, Ronald Oscar のブログ(仮)
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onkyo 倒産の記事で

「onkyo は pioneer も潰した」

というようなことを記載しましたが、
一応ブランドとしての pioneer はまだ生きているよう。


ただしオーディオメーカーとしてではなく
カー用品ブランドとして残ってるみたい。


元々 onkyo に譲渡したのはオーディオ部門だけだったからかな。


またどこかがブランドを買い取ったりすれば
onkyo も pioneer もオーディオブランドとして
復活することもあるかもしれませんね。










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長年毎年この日には何かしら書いていたけど
2019年を最後に、2020年、2021年は
書いていなかったみたい…。


まあこれだけ放置してる過疎ブログだからして
しょうがない。


今年は書いてみようか。


いや、内容はないんだけど。





何かしら表立って活動することがロックなのかと問われれば
それは違うと思う。


かたちの上では何かしてても
別に全然ロックじゃないのなんて
ゴロゴロしてるし。


表立って何かしてなくても
自分、まだまだ十分ロックしてるんじゃないかなと。


なんかそう思えた。


おじさんがこんなこと言ってても痛いだけなんだろうけど
つまりは生き方の問題。





Rock & Roll is my life









オーディオのお話。


完全なる個人の主観ですので
検索とかで来たとかマニアの方は鼻で笑ってください。










オーディオメーカーの ONKYO が倒産しました。



ピリオド打った“ONKYO” | NHK | ビジネス特集





ここで傷口に塩を塗るわけではないですが…。


惜しむ声は他でたくさんあると思うので
ここではなんとなく個人的な印象を書いておこうかなーと…。










うちのオーディオ機器はほぼ DENON です。


ちなみに現在の「デノン」ではなく「デンオン」です。



テープデッキがバブルの賜物、 AKAI/A&D を経て
現在は Technics を使用。


CD プレイヤーが ONKYO です。



愛用していた DENON の ピュアオーディオ、
単体コンポの CD プレイヤーの調子が
数年前に悪くなったのでそれを売って
ONKYO のシスコンに組み込まれていて
一応単体販売もされていた安いプレイヤー(中古)に買い換えました。


まあ時代とか環境とかいろんな問題があって
オーディオもコンパクト化したいと思っていたし、
とりあえず的な感じもあり。





この買い換え、結構ショックだったというか、
まあそもそも値段の差があるので
比較するのも野暮なのですが、
こうもメーカー特性が出るものかと
感じられる部分も多々あった。



値段的なことで影響していると思われるのは
全体的にスッカスカで音に締まりがない。


輪郭もぼやけて聴こえる。


高い DENON 機のズッシリした音に慣れていると
音が圧倒的に軽い。



メーカー特性だなーと思った部分は
音の解像度は高くて優秀だとは思いました。


いつも聴こえてた音が思ったように鳴ってくれない代わりに
今まで気づかなかった音が鳴る部分もあるし、
高音は明らかにこっちの方が鳴っている。


ストリングスとかは嫌味なくらい伸びる。


金物はちょっと耳触りと感じるくらい。


耳鳴りがしている私の耳にでも
耳触りに感じるくらい。


いや、障害があるからなおさら感じるのかな!?


これが定評のあるメーカー特性、高音の伸びってやつですね。



低音がリッチな DENON に比べると
特に中低音がスッキリした感じ。


よく言えば全体的に平均的に鳴る。


しかし値段なりなのか、悪く言うと
とりあえずある音はただ全部鳴らしてますよって感じ。


音は鳴ってるけど音楽してないというか…。


なんかマスタリング前の音聞かされてる感アリ。


音のバランスが悪いというか…。


エフェクトが強い音楽だと、音楽がエフェクトに負けるというか。


特に空間系のエフェクトが強調されすぎというか不自然というか。


ドラムとかもアタック感よりもリバーブが前面にくるというか。


少なくとも生っぽくはないよなーと。


ギターも薄いしとにかくドライブしない。


ロックなのにロールしない。


あとパンも音量差も極端。


コンプ感わざと薄くなってるのか!?


まあこの辺はやっぱり価格差もあるでしょうけど、
高音キンキン
リバーブキンキン
はメーカー特性でしょうね。


耳鳴りがしている私の耳にすら感じる。


それでいて安いからか音に締まりがないというか
籠るというか、わけのわからない状態。





とまあボロクソっぽくなってしまったけど…。


値段差と思われる部分を差し引いて
よい表現で言えば
昔サンスイの高いアンプ試聴した時に感じたのと
ちょっと似てるかなーと。


クラシック向きかなーと!?





いや、でも最初はどうしようかと思ったんですよね。


試聴もしないで安い中古買ってしまって
この音としばらく付き合っていくのかーと…。



え?最初はって?


で、今はどう思ってるのかって!?



人間の耳なんて実にいい加減なものでして…。


よく言えば物凄く順応性が高いのです。



つまり…。


早い話がある程度は慣れたということです…。


・・・・・



えー、これだけ書いといてかよ!って!?


いや、でも今でもやっぱり違和感ありますよ、正直。


そりゃ長年慣れた耳で
こう鳴るだろうと思ってかけた音が
全然違ったりしたら、ねぇ…。


それがこのプレイヤーで初めてかける CD でも
わかるのが不思議なんだよねー。


まあもうとりあえずはよしとして受け入れていますがね。





しかし世の中、逆の人も多分いますから。


つまり、 ONKYO に慣れる人が DENON を聴くと…。


間違いなく低音キツすぎって感じるでしょうなー…。


高音詰まって聴こえて籠るって感じるんだろうなー…。





音はケーブルひとつで変わるとはよく言いますが、
デッキそのものが変わると影響はそれなりにあるわけで
ほんと、メーカー特性って出やすいなーって思ったわけです。


とりあえず現状はよしとしてます。










ちなみに昔『オーディオ御三家』というのがあって

・SANSUI
・TORIO
・PIONEER

がそうでした。





SANSUI は先述のとおり、もろクラシック向きかなーと。


こちらも残念ながら、2012年に倒産。


2012年から2021年まではドウシシャが SANSUI ブランドを
使用して存続させていましたが、
2022年現在は事実上消滅、なのかな…!?





TORIO は現在の KENWOOD です。


昔 TORIO のデッカイアンプを持っていましたが
手放したのは今でも後悔しています。


元気のいい音でした。


個人的には好きなメーカーですね。


KENWOOD は2011年に日本ビクターと一緒に
JVC ケンウッド として吸収合併されましたが、
ブランドとしての KENWOOD は存続しています。


御三家唯一の勝ち組か!?





御三家ではないけど、先述の DENON は
Marantz の日本法人と合併してますね。


まあもうそういう時代ってことです。


スマホでサブスク聞く時代ですから。


デッキなんてなくても音は聞けるし
場所は取るはオマケに金がかかる。


メーカー側はその現実といかに向き合って
資本も技術も協業しながら市場にアジャストしていくか
がポイントなんですよね。


ハード機器メーカーには非常に辛い現状です。





そして残る御三家の PIONEER ですが、
2015年に ONKYO に買収されてたわけで…。


言ってみれば、今回 ONKYO は
2つのブランドを潰したことになる。


うーん、複雑だ…。


ONKYO はテープデッキで定評がある TEAC とも資本提携していて、
TEAC 側も困ったことになってなければよいのだが…。


TEAC の3ヘッドデッキがずっとほしいのです!





最後にいいこと書いてあげられなかったかも。


ごめんね ONKYO さん。


でも今回の倒産劇は非常に残念に思っています。


一応、 ONKYO ユーザーだし、
まだしばらくは使うだろうし。


とりあえずどこかが買い取って
ブランドと技術を継承、存続させてもらいたいですね…。










『THE ED SULLIVAN SHOW』


歴史に残る超有名なアメリカのテレビ番組ですね。


個人的には エルヴィス・プレスリー、
THE BEATLES や THE DOORS の出演で
馴染みがあるかなと。


THE BEATLES は全4回出演していますが、
なんと、コマーシャルを含め4回分の番組全てを丸ごと収録した
2枚組 DVD を借りたので、感想というか、
例によって備忘録です。
(以下、超無駄に長いです…。)






















































もちろん THE BEATLES 出演シーンを
フルで見るのも初めてだし
番組丸ごとなんて見るのも初めて。


今までブツ切りでしか見たことなかったからね。


しかも全部、4回分も。



一応『エド・サリヴァン・ショー』としては
オフィシャルなかたちでのリリースっぽい。


とりあえずレアですね。



ちなみに最近リハーサル部分も入った
ブートレッグがリリースされてますねー。


そっちは番組全部ではなく
ビートルズ演奏シーンのみみたいだけど。


ブートはキリないので手出しません。





番組内容の詳細は今回初めて知ったけど、
世界中のあらゆるエンターテイナーたちが
芸をひたすら披露するというもの。


まあわかりやすくいえば
タモリさんが司会で
『○○ステーション』
っていうのがあったとして、
そこに出てくるのが歌手だけじゃなく、
バンドであったり
マジシャンであったり
大道芸人であったり
お笑い芸人やコメディアンであったり
曲芸であったり
あらゆる種類のエンターテイナーが世界から出演して
続々と芸を披露するのが趣旨のよう。


もうちょっとトークとかもあるものかと思っていたけど
そういうのはほとんどなし。


司会者がエド・サリヴァンじゃなくても
タモリさんじゃなくても成立してしまうような内容です。


『笑点』の大喜利以外の部分に音楽も混ざってる
といったほうがわかりやすいかな!?


まあどっちでもいいんだけど。



映像は白黒で、当時の CM もそのまま入っているので
1960年代のアメリカを垣間見ることができて面白いです。



以下、気になったところを回ごとに記載しますが
全編解説をするわけではないので
細かいところはビートルマニアさんたちのサイト等を
ご参照ください。










◆1964年2月9日放送分(1回目)
















<提供>
・ANACIN
・PILLSBURY
・AERO SHAVE
・GRIFFIN LIQUID WAX
・COLD WATER ALL





THE BEATLES はオープニングとセミファイナルで登場。


番組は生放送だけど
事前録画らしいです。


一応生放送、生出演の体裁を保っています。


エンドロールで他の録画部分に関する注釈のナレーションがあるけど
THE BEATLES が録画とはされていない。


謎。



オープニングでエド・サリヴァンが、
エルヴィス・プレスリーと彼のマネージャーである
トム・パーカー大佐から激励の電報が来ていると紹介。


内容は明かされてないけど
本当だとしたらいい話です。



THE BEATLES が紹介されると物凄い歓声。


演奏中も演奏後も歓声はずっと続きます。





<前半>
・All My Loving
・Till There Was You
・She Loves You



2曲目、「Till There Was You」演奏中に
PAUL ~ RINGO ~ GEORGE ~ JOHN
の順に字幕によるメンバー紹介。


ジョンだけ
「SORRY GIRLS, HE'S MARRIED」
(女子ゴメン、彼は結婚してます)
と注釈付で笑える。



最初の3曲は
ジョニー・カーソン
ランディ・パール
アール・ウィルソン
に捧げるとエド・サリヴァンから説明。


エルヴィスの件はともかく、
こっちは本当に!?


観客にオリンピア等、セレブリティを呼んだりしているので
そういう体にされているだけのような…!?





<後半>
・I Saw Her Standing There
・I Want To Hold Your Hand



「I Saw Her Standing There」の構成が
レコードヴァージョンとは異なる
ライブヴァージョンでした。



演奏が終わるとビートルズの4人が楽器を置いて
エド・サリヴァンと観客に挨拶。


やっぱり普通に生出演に見えるんだが!?


3回目の出演はこの前に事前収録らしいけど
1回目は生なのではと思えてしまいます。



とりあえず、初出演ということもあってか
エド・サリヴァンは他の出演者の紹介の合間にも
盛んに終盤にビートルズが再登場すると煽っていました。


他の出演者はやりづらかっただろうな…。


視聴率はなんと72%!!!


待望の登場だったことがよくわかりますね。










◆1964年2月16日放送分(2回目)
















<提供>
・LIPTON
・ANACIN
・PILLSBURY





前回の1週間後、2週連続の出演。


この回はマイアミのホテルからの生中継。


普段はニューヨークから。


THE BEATLES はオープニングと最後に登場。


この回は正真正銘の生出演の生ライブ。





<前半>
・She Loves You
・This Boy
・All My Loving



リプトンの長い宣伝にじらされてからの
エド・サリヴァンが THE BEATLES を紹介すると
幕が開けますが…


2本のマイクの距離が近い!


「She Loves You」は
ジョンとポールのツイン・ボーカルに
ジョージがポールのマイクでコーラス参加するので
コーラスの度にジョージが非常に入りづらそう…。



「This Boy」は
ジョンがセンターに入って
ポール側のマイク1本で3声コーラスなので
マイク問題は自動的に解決。


ジョンが出たしの「That boy ~♪」を
「This Boy ~♪」に間違えてるけどわかりづらいな。



「All My Loving」は
当時イギリス盤とアメリカ盤のリリース内容が異なっていたため
それに絡めてかポールがイギリス人らしい
(「LP」と「アルバム」の呼称についてつまらない)冗談で紹介。


ジョンにはウケてて演奏が始まっても
ジョージに何やら耳打ちしていた。



会場がホテルということもあってか
観客が前回に比べて随分大人しい。





THE BEATLES の演奏が終わるとエド・サリヴァンから
客席にいるボクシングのヘヴィ級チャンピオン
ソニー・リストンが紹介される。


この9日後、ソニー・リストンはカシアス・クレイに負ける。


カシアス・クレイとは改名する前の
モハメッド・アリである。


番組内でも少々イジられている。


どうやら世間はリストンが勝つと思っていたよう。


ちなみにこの時点でのレジェンド・ボクサー、
ジョー・ルイスも客席より紹介されていた。





<後半>
・I Saw Her Standing There
・From Me To You
・I Want To Hold Your Hand



エド・サリヴァンがこれからやる曲だとして
「From Me To You」がソニー・リストンに、
「I Want To Hold Your Hand」がカシアス・クレイに
合うと紹介している。


ボクシングはグローブをするので
手を握れないから皮肉ったのかなー!?


それをアリに対して言っているのは
ちょっと馬鹿にしている感じがした。


リストンに対しては
「私から貴方へ」なので、
敬愛を込めている感じがする。


カシアス・クレイがモハメッド・アリと改名して
ベトナム戦争に反対して徴兵をボイコットする下地は、
アリの中にはこの頃からすでにあったんだろうなー。


同じ黒人でも扱いが違う気がした。





そして THE BEATLES の幕が開くと…


今度はマイクが異常に低い!


距離も相変わらず近いけど。


ジョンは最初のコーラス時に
ギターを弾くのを放棄して
歌いながらサクっと高さを直す。


その後も何度か調整してたけど。


ポールは1曲終わってやっと直す。


ので、それまではジョンのコーラスのほうが
ポールのリード・ヴォーカルよりよく聴こえます。(笑)


この辺は性格の違いが出てるなーと思いました。


その「I Saw Her Standing There」は
前回と同じくライブヴァージョン。



「I Want To Hold Your Hand」の紹介が超レアでして…。


ポールの MC

"This is one that was recorded by our favorite American group, SOPHIE TUCKER."

「僕らが大好きなアメリカのグループ、ソフィー・タッカーにより録音された曲です。」


これが何を意味するか…。


まず、ソフィー・タッカーなんてバンドはないです。


ソフィー・タッカー
という人はいました。


この時点で78歳、死ぬ2年前のロシア系アメリカ人です。


ジャズ界の大御所であり、女優、ラジオの DJ など
幅広い活動をしていた方。


なのでソフィー・タッカーというバンドはないですし
「I Want To Hold Your Hand」は
もちろんビートルズのオリジナル曲です。


1963年にアメリカのクイズ番組にソフィーが出演した際、
回答者が目隠しして答える企画があったそうで
ソフィーが声色を変えて出題側にいたことに起因するみたいです。


つまり、これも英国流の高等(すぎてつまらない)な冗談なのです。


ジョンが馬鹿ウケしてます。



ちなみにこれと全く同じ MC をポールは
1963年11月4日、イギリス王室主催の
「The Royal Variety Performance」出演時、
「Till There Was You」を演奏する前にして
馬鹿ウケだったらしいです。


お国柄ですね…。


イギリス人の冗談は高等すぎて
本当にわけがわからない(≒つまらない)ものが多いです。



ちなみに「Till There Was You」は
ビートルズのオリジナル曲ではなく
ブロードウェイ・ミュージカルの劇中歌がオリジナルです。


ビートルズはそのことを知らず
ペギー・リー のカヴァー・ヴァージョンから
インスパイアされたらしいです。



というわけで、選曲のせいもあるのか
後半は前半よりも観客も大盛り上がりでした。


演奏後にエド・サリヴァンにメンバーが挨拶に行くと
「アメリカの偉大な作曲家、 リチャード・ロジャース
ビートルズの大ファンだと伝えてくれと言われている」
とのお言葉。


社会現象と化す渦の中心にいたことが伝わります。










◆1964年2月23日放送分(3回目)
















<提供>
・ANACIN
・PILLSBURY
・CHEF BOY-AR-DEE PIZZA
・AERO SHAVE
・COLD WATER ALL
・LIPTON





前回の1週間後、3週連続の出演。


実際には初回時に事前に録画したものらしいので
この日にはイギリスに帰国しています。





<前半>
・Twist And Shout
・Please Please Me



ポール中心だった前2回とは異なり、
ジョン中心な選曲が少し嬉しい。


特筆すべき点は特になしかな…。





写真が見づらいですが、
「9」の「GORDON & SHEILA MACRAE」のコントが
「TAKE OFF ON "THE GARRY MOORE SHOW"」
となっているのが興味深いですねー。


当然、ギタリストのあの 「GARY MOORE」 とは別人です。


当時の司会者の方で、火曜日に番組を持っていた番組の
パロディのコントみたいです。



GARRY MOORE
(WIKIPEDIA)


THE GARRY MOORE SHOW
(YOUTUBE)


参考までに。





<後半>
・I Want To Hold Your Hand



エド・サリヴァンがビートルズのセットに入り込んでの紹介。


残念ながら、1曲のみ。


エンディングでもエド・サリヴァン側からセットに入り込み
メンバーと握手。


メンバーが捌けても止まない拍手を煽るも
やっぱり止めて、次週と CM の紹介をしようとすると
ブーイング。



生出演を演出しているんだろうけど、
他の録画出演の部分は正直に言っているので
ビートルズだけ生出演ですって体をとる意味がわからない。










◆1965年9月12日放送分(4回目)
















<提供>
・AEROWAX
・PILLSBURY
・LIPTON
・BURLINGTON, LEES CARPET
・NEW ADVANCED ALL
・LUX SOFTENING LOTION
・ANACIN





約1年半ぶりの登場であり、最後の出演回。


この回もビートルズは2回に分けての出演ですが、
この回は他の出演者も2回に分けて出ている方もいます。


ビートルズは4番手とトリでの出演。


2回目以外は録画というのが定説なので
定説どおりだとしたらこれも録画となりますが、
相変わらずの生出演の体なので正直わかりません。



まず、番組の冒頭での本日の主演者の紹介で
エド・サリヴァンがビートルズをコールしたときの
観客の悲鳴、絶叫!


エド・サリヴァンも
「Come on! Do it!」
と観客を煽り慣れたもの。


なんか嬉しいですねー!





<前半>
・I Feel Fine
・I'm Down
・Act Naturally



演奏前に、エドサリヴァンが
ジョン・レノン ~ ジョージ・ハリソン ~ ポール・マッカートニー ~ リンゴ・スター
の順で呼び込み、それぞれと握手。


これは今までになかった試みですね。


セットリストが1年半前と1曲も被ってないのがいい。


スタジオのセットが1年半前よりもかなり広いです。


各メンバーの後ろには、何故か各々の鼻より上の写真の
大きなプレートが飾られています。


これって一種の VIP 待遇ってことなのかな!?


しかしそのパネルも
1曲目の「I Feel Fine」が終わった瞬間に
何故か引き下げられました…。



どうでもいいけどジョンはしばしば歌詞を間違えていて
「I Feel Fine」でも間違えておりました…。



ポールの MC の間、ジョンは即座に
リッケンバッカーをドラムライザーに立てかけて
オルガンにスイッチ。


ギタースタンドすら一般的じゃなかったのだろうか!?


非常に危険だ…。



ポールが「I'm Down」を
新しいシングルのB面だと紹介すると
吠えて反応するジョン。


これがジョン・レノンなんですよ。


しかしそのジョンがほとんど映りません…。


「I'm Down」では 1st ヴァースと 2nd ヴァースを
入れ替えて歌っていました。


単にポールが間違えたのか
意図的なものかは不明。



「I'm Down」が終わると、リンゴの MC から
リンゴが歌う「Act Naturally」。


ジョンは再びギターを手に。


リンゴが女子に一番モテたっぽいし
その人気を考慮してでしょうかねー!?


あとはこの曲はバック・オーウェンズ
(アメリカの大御所カントリーミュージシャン)
のカヴァーなので、
よりウケを狙ったアメリカよりの選曲だったのかも。


ここでもジョンはほとんど映りません…。



演奏後、鳴りやまぬ歓声に
エド・サリヴァンが
「ビートルズはこの後また演奏するから」
とキツくなだめておりました。





ちなみにビートルズの後に出てきた ALLEN & ROSSI は
ビートルズが2回目に出演した際にもビートルズの後に出てきてました。


そして2回目もこの4回目もネタの中にもビートルズを入れてました。


ビートルズとゴルフに行ったけど下手だったとか。


単なるネタだろうけど!?


そして「She Loves You」の替え歌を歌って盛り上げていました。



彼はこの回で2回目同様、ソニー・リストンもネタにしていた。


「ソニー・リストンと戦う気は?」

「うん、時間はあるぜ!」

といったやりとりがあるわけですが、
この時点でリストンはアリに2連敗しているので
掌返し的なのがなんか皮肉ですね…。





ALLEN & ROSSI の次に
ロンドンから来たと紹介された CILLA BLACK は
THE BEATLES と同じくリヴァプール出身の女性歌手。


終わった後にエド・サリヴァンから
「どこから来たの?」の問いに
「リヴァプール」と答えると
観客から大きな声援が。


声というか発音がジョンにソックリです。
(リヴァプール訛り)


彼女はかつてはキャヴァーン・クラブでバイトしていて
ブライアン・エプスタイン(=ビートルズのマネージャー)
とマネージメント契約を結び、
ジョージ・マーティン(=ビートルズのプロデューサー)を紹介され
パーロフォン(=ビートルズと同じレーベル)と契約し、
1963年9月にレノン=マッカートニー作詞作曲の
「Love Of The Loved」でデビューした人物。


完全に妹分です。


そう考えると今でいうバーター出演ってやつでしょうか!?


しかしシラ自身もいわゆるブリティッシュインベイジョンの
影響もあってか売れたみたいなので
その限りではないのかも。


今ではキャヴァーンの前に銅像があるくらいの人物です。


シラもこの日2回に分けての出演で
1回目はビートルズの1回目の前の前(ややこしい)で
衣装も変えてました。





<後半>
・Ticket To Ride
・Yesterday
・Help!



セットが前半と変わっている…。



「Ticket To Ride」
ではポール側のマイクでジョンとポールが一緒に歌う。


上手ガラ空きなのでジョージがジョンのマイクの前で
のびのびしている。


というかちょっと手持無沙汰!?



「Ticket To Ride」が終わると
ジョージがそのジョンのマイクで
「ポールだけの曲」と紹介し
アコギに持ち替えたポールが「Yesterday」を弾き語り。


ストリングスが入っていたので
当時の技術から考えて
幕の裏とかで誰か弾いてたんでしょうね、きっと。


他のメンバーは完全に捌けてました。



最後は各々定位置に戻って
ジョンの滅茶苦茶ふざけた MC から
(しかも全然ウケてない…)
「Help!」


うーん、ジョン・レノン!って感じがしますねー。


ジョンがふざけてるときって比較的わかりやすいけど、
ポールは真顔でつまらない冗談を言ったりするのも
個性の違いなのかなー!?


というか、イギリス人って比較的後者が多いけど。


いや、前者もふざけてる時点で
イギリス人っぽいっていえばっぽい。



演奏が終わるとエド・サリヴァンの元へ挨拶に。


鳴りやまぬ歓声にエド・サリヴァンも困った様子も。



番組の最後、エンドロール等と一緒に
「Help!」の演奏の模様が再度流れました。


番組側も推してたってことでしょう。










以上です。



あと、補足というか。


1回目と3回目は、演奏が全体的に若干フラットしています。


マスターテープの劣化とか何かあるんだろうな。


それとも事前録画だからなのか…!?


だとしても4回目はピッチが合っていた。



第一、他の録画の場面は明らかにはめ込み感が強くて
映像も音声も突然切り替わる。


ビートルズの出演シーンだけ疑似生放送的にする
技術が当時あったなら
何故他はそうしなかったのか…!?


何故ビートルズだけ録画なのに
生放送に生出演の体をとったのか…!?


まあ私はビートルマニアじゃないので
実際のところは知りませんが
全て生出演の生ライブだったように思えました。


少なくとも録画だとハッキリしている3回目以外の
残りの3回は、普通に生出演だったように見えます。





なお、ライブ演奏での出演はこの4回のみですが、
後に PV での出演というかたちであれば
1966年に「Paperback Writer」、「Rain」,
1967年に「Hellow Goodbye」、
1970年に「Let It Be」
が流されているようです。





この DVD の特徴として、
THE BEATLES 出演シーンのみだけではなく
番組4回分を丸ごと収録しているので
少々ダレるのも事実ですが、
よく見ると記載したような事項もあり
時代背景や当時のアメリカ文化を垣間見れて
個人的には興味深かったですね。


まあでもまた見るなら
THE BEATLES 出演シーンのみでいいや…!(笑)





もしこの長文駄文を全部読んでくれた方がいらしたら
お疲れ様でした。


検索で飛んできたりしたビートルマニアの方は
お手柔らかにお願いします。


ありがとうございました。










新宿の『ROCK INN』が閉店すると耳にしたので最後に行ってきました。

































































閉店セールか何かで掘り出し物でもあれば
買ってもいいかなとも思ったけど、
ビックリするほどこれといって何もなく…。


いやー、レスポールほしいんですけどね、
レスポールどころか Gibson のギターが1本もなくて…。


そっか、今の山野ってそういうことになってるんだったっけ!?










今は山野楽器になっている『ROCK INN』だけど
自分的には新星堂なイメージが強くて。


その昔、池袋のサンシャインの下にあったんだよね、
新星堂『ROCK INN』が。


私の Flying V は、約30年前にそこができたばかりの頃に買った物。


まあヤブ医者ならぬ、ヤブ楽器屋だったけどね。苦笑


ネック2回折れてもまだ弾いてるんだから
まあいいんだけどね。





















『ROCK INN』オリジナルピックは健在だった。


1枚100円。
(多分消費税込)



新星堂時代からオリジナルピックはあって
一時期愛用していました。


その当時で確か1枚50円で、
10枚買うと300円という格安だったから。


まあ安すぎて他のピックが売れなかったのか
その価格はすぐに終わって値上げされたんで
使うのもやめたけど。



懐かしいなー。


昨日のことのように思い出せることも今は昔。


しかし気がつけば約30年とか経過してるわけで。


浦島太郎ですな、まったく…。










コロナ禍の巣ごもり需要で楽器始める人もいるので
一見潤っている業界かと思いきや、
この前別のギター屋さんと話していたら
曰く、今楽器屋は恐ろしく不景気だと。


まあ普通に興業が打てないわけですから
興業に使う用品に影響が出るのも自然な流れか。


その辺のオッサンたちが巣ごもり用に
初心者セット買い始めたところで
高い楽器がそれなりのペースで売れてくれないと
経営は保てないということですね。










ということでまた一つの終焉を見て寂しくもあるわけですが、
私にとっては新星堂から山野になった時点で
すでに終わっていた場所だったんだなって
この度の再訪で気づかされました。










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